ニュース関連

2014年8月 4日 (月)

まさにルーズヴェルトゲーム??

先日の夏の全国高校野球・石川大会の決勝戦は、まさに「ルーズヴェルト・ゲーム」のようでした。星稜高校が「9対8の逆転サヨナラゲーム」で、小松大谷高校に勝利したものです。

日中たまたまテレビを目にしたとき、「0対7」で星稜が負けていました。(もし逆転すればルーズヴェルトゲームだなぁ・・・)なんて考えていましたが、夜のドキュメントを観たとき、「えっ!なんと~!」・・・「8対0」で迎えた9回裏に一気9点を取り逆転!試合を決めたのでした。

このニュースは、全国ネットで放映されただけでなくアメリカでも報道されたそうです。勝った星稜高校はいいですが、負けた小松大谷高校のことを思うとなんとも可哀想な気がします。高校生球児たちの頑張る姿は美しいけれど、逆に残酷な一面もあるんですね。

あとでわかったのですが、最後の決勝点を入れた打者が当社スウェーデンハウスのお客さまだったのです。このことは私にとっても素直な喜びとなりました。おめでとうございます!\(^o^)/

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2011年10月 2日 (日)

福井でマイホーム!

金木犀の香りが一段と漂うようになってきました。関東に住んでいた頃は「秋」をあまり感じなかったのですが、北陸に帰ってからはその流れをはっきりと感ずるようになりました。9月の初秋、10月中秋、そして11月の晩秋と、3つの秋を毎年楽しんでいます。

10月1日秋本番の今日、福井市でスウェーデンハウスの引渡式がありました。その方はご主人が中京、奥さまが山陽のご出身で、仕事の関係で福井に住んでおられました。ご主人さんのお言葉です。

「ちょうど1年前、そろそろ家づくりを考えようと思って、気になっていた御社を訪ねました。私たち二人はスウェーデンハウスが大好きになり、“この家だったら・・”と福井で家を建てる決心をしました。もし他を見ていたら福井で建てていなかったかもしれません・・・」

北陸の人間として本当に嬉しい言葉です。その後とてもいい土地を見つけられ、念入りに設計して、今日の日を迎えられました。ご夫婦と3人のお子さん、4人目がおなかにいての賑やかな引渡式でした。

親子6人の夢のマイホーム・・・いよいよ本番スタートです。今日からの「50年間のお付き合い」がとても楽しみです。

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2011年5月13日 (金)

エネルギー計画の見直し

東日本大震災以来、菅首相が度々ニュースに出られ、いろいろな発言をされています。それぞれに様々な印象がありますが、去る10日に話された「エネルギー基本計画を白紙に戻す」という意見には大賛成です。

私は2007年6月2日のブログ(北海道サミット)で次のように書きました。「環境問題に関して日本がリーダーシップをとることは大変喜ばしいことです。ただし気になるのが『温室効果ガスを削減するため原子力発電所の安全を確保するガイドラインを策定する』というところです。(中略)私は原子力に関して深い知識がある訳ではないですが、一部からは『温室効果ガスの先送り』とも聞いてます・・・」

今回のニュース報道です。「菅直人首相は、東京電力福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー政策に関し『従来のエネルギー基本計画は白紙に戻し議論する必要がある』と述べた。同計画は原子力発電などの二酸化炭素を出さない電源比率を2030年までに70%とする、そのため14基以上の原発を新増設するとしている。菅首相は『太陽光や風力など、自然エネルギーと省エネルギーを二つの柱として力を注いでいく』と述べた・・・」というものです。

ここで嬉しいことが二つありました。ひとつは自然エネルギーの開発です。ヨーロッパ各国では、太陽光発電、風力発電、あるいはバイオエネルギー発電など、様々な取り組みが行われています。科学技術においてトップレベルにある日本が、今回大災害に見舞われました。今こそ「自然エネルギーの開発」において、世界のトップに立つチャンスです。世論もきっと賛同してくれるはずです。

そしてもうひとつが省エネルギーです。震災以来、屋根や窓の遮熱、LED照明、さらに様々な省エネグッズが買われています。当社は10年以上も前から「建物の省エネ」を提案してきました。「屋根に太陽光発電を取り付けるよりも、スウェーデンハウスを建てる方が大きな社会貢献になりますよ」と言い続けてきました。やはり目指してきた方向は間違っていませんでした。これからも大いに自信をもって提案していきたいと思います。

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2009年12月24日 (木)

2009年「新」

1年の世相を表す恒例の「今年の漢字」は、『新』という文字に決まりました。政権交代による新政権発足、イチロー選手の新記録、石川遼選手の史上最年少賞金王、新型インフルエンザなど・・・最多の応募があったそうです。

更に、記事に載っていた協会の説明文が興味を惹きました。「さまざまな“新しいこと”に期待し、恐怖を感じ、希望を抱いた1年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したい」と。「期待、恐怖、希望」・・・不自然ながらも、今年をうまく表現していると感心させられました。

当社の中にも、今年は大なり小なり「新しいこと」が生まれました。きっと「このままではいけない!」という危機感が、新しいことへのチャレンジへとかき立てたのでしょう。しかし現実には「すべてこれから」・・・という気がします。来年は今年以上に強いチャレンジ精神をもって、挑んでいきたいと思います。

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2008年12月21日 (日)

2008年「変」

2008年もあと10日・・・今年の漢字一字が「変」という文字になりました。実は私の予想通りでした。一瞬は喜んだものの、世の中の先行きを考えるととても複雑な思いでした。

世界の一大イベント「北京オリンピック」が盛大に開催されて、1ヶ月も経たないうちの「リーマンショック」・・・アメリカから始まった金融危機がすぐにヨーロッパに飛び火し、一気に世界の金融危機へと広がっていきました。その後に起きた原油価格の暴落や為替変動が世界の企業に悪影響を与え、各国で失業者が増え続けている状況は普通ではありません。

新卒学生は求人難から就職難へ・・・史上最高値を付けた原油価格がここ数年の最安値・・・これまでの経済発展を引っ張ってきた自動車産業が危機転落・・・まさに100年に一度の「変」なのでしょうか?

当社としても今年は「変」の多い1年でした。多くの反省点が残りました。しかしまわりは自分たち以上に変わり続けています。会社としても個人としても「もっと変わらなければ・・・」と実感しています。ピンチをチャンスに!・・・2009年を希望溢れる年にできるよう頑張ります。

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2008年9月21日 (日)

リーマンの破綻について

今月14日、アメリカの証券業界第4位のリーマンブラザーズが破綻しました。それを受けて世界の株価が一斉に下がりました。そして大手保険会社のAIGグループの破綻が騒がれ出しました。さすがに今度はアメリカ政府も動き、AIGの破綻だけはまぬがれました。「もしも・・・」と考えると、本当に恐ろしくなります。

昭和2年、アメリカで金融恐慌が勃発しました。それが端を発し、世界恐慌へと発展していきました。以前から、「今の世界はその時代に似ている・・・」と感じていたので、「まさか~?」と心配しました。まずは金融恐慌の再来は避けれたようです。

ただし、アメリカの金融業界が厳しい状況は、これからもずっと続くでしょう。11月の大統領選挙をひかえ、アメリカ政府がどのように手を打っていくか?・・・まったく目を離せない状況です。そして世界各国の金融業界の動向にも、注目していかなければなりません。

さて、日本は「新総理~新内閣」へと動き出しています。「埋蔵金」という言葉が出ていますが、おそらく一時的なことで終わるでしょう。その後の解散総選挙で政権交代があるのか?・・・はわかりませんが、しばらくは強いリーダーシップが期待できないと思われます。日銀と各金融機関、そして経済界が自力でどこまで頑張れるか?・・・そんなところだと思います。

日本の不動産投資は、アメリカの証券業界で支えられてきたといえます。アメリカにおけるサブプライムローンの問題が、徐々に日本国内のいくつもの不動産会社、建設会社の破綻に繋がっていきました。「アメリカで日本車や電化製品の売れ行きが悪い」という問題だけではないのです。

近年、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の成長が騒がれていますが、世界経済はやはり、アメリカやEU各国が元気にならないと成り立ちません。アメリカ経済の早期の立ち直りが強く望まれます。次のアメリカ大統領とその新政府の活躍に、大いに期待するところです。

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汚染米の問題について

汚染米の不正転売問題で、一昨日、太田誠一農相と白須敏朗事務次官がそろって辞任しました。太田大臣は、「政治生命を賭けてこの問題に取り組む・・・」と話していたはずですが。

事件が発覚した当初、太田氏は「人体に影響ない。だからあんまりじたばた騒いでいない」、白須氏は「責任は一義的には企業にある。農水省に責任があるとは考えていない」と述べていました。現実に事故が起こっている状況で、(まったく意識がズレている)と感じた方も多かったのではないでしょうか?

その後、三笠フーズやその他の会社からの「汚染米ルート」の追及が始まりました。公開を拒む関係者もいましたが、どんどん推し進めていきました。基本的に情報公開はいいことですが、ただその進め方に「計画性のなさと品格のなさ」を感じています。そしてこの度の辞任・・・まさに「驚き!」です。

明日、自民党の新総裁が決定します。そして近いうちに、衆議院の解散総選挙が行われると言われています。社会保険庁をはじめ今回の農林水産省、そして他の省でも、いくつかの問題が残っています。これを機に、日本行政に「正しい指針」が明示されることを期待します。

PS.一連のニュースで驚きの場面がありました。三笠フーズから中間業者や加工業者を通じて、最終お菓子屋さんに届いた頃には、なんと「汚染米」が「高級国産米粉」に変身していました。確か、輸入米と国産米をブレンドした時点で、表示が変わっていたと思います。この際、あらゆる食品の「規格表示」も追求してほしいものです。

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2008年8月13日 (水)

やかましい発言

「やかましい発言」がニュースで騒がれていますが、ちょうど私も、ラジオでその「討論番組」を聴いていました。番組の司会者が閣僚の方々に、順番に質問をされました。皆さんが真剣に答えておられる中で、太田農水相のズレた発言だけは納得できませんでした。

ニュースでも書かれている通り、「特に日本は潔癖で国内は心配しなくてもよい。消費者としての国民がやかましくいろいろ言うと、応えざるを得ない」、「社会主義の国である中国のように、まずいことがあっても隠しておいてよい国、消費者のことを考えないでもよい国とは違う」、「日本は安心なんだが、消費者や国民がやかましいから、さらにそれを徹底してやっていく」・・・確かにそのように話していました。

食品に限らず、「安全であること」「ウソがないこと」は、商品として「当たり前」のことです。「やかましいからする、隠せるならしない・・・」という考え方は間違っています。ぜひ大臣には良識と品性のある方を望みます。

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2008年8月 6日 (水)

福井県敦賀市の突風事故について

石川県小松市で竜巻らしき突風が起こった同日、福井県敦賀市で「突風により大型テントが飛ばされ10人が死傷」という事故が起きました。気象庁は「突風は竜巻ではなくダウンバーストの可能性が強い」と報告していますが、昨日、敦賀の方からその時の天候状況のことを聞きました。

「27日の午後1時頃、辺りが急に暗くなった。近所の家々も一斉に明かりが点いた。空は真っ黒い雲で覆われていた。気温がどんどん下がっていき、間をおかずして激しい雷雨に襲われた。事故のあった港方面の空はもっと黒かった」・・・さらに「8年前はもっと凄かった。夏なのに雹(ひょう)が降ったくらいだ。真っ黒い雲が空を覆い、続いて雷、そして雹が降り出した。気温が急激に下がった。すぐに凄まじい突風が起こった。それが過ぎ去った跡は、並木が折れ、標識が曲がり、4tトラックが横転、屋根瓦が吹っ飛ぶなど・・・被害は1列に続いていた。あれはきっと竜巻だ」と話していました。

あるニュース記事では、「南からの湿った風が、日本海海上の停滞前線とぶつかって、上昇気流を発生させる積乱雲が生まれた。敦賀の27日の気象は、正午の段階で気温32.7度、曇りで晴れ間ものぞく天気で、南東からの風が吹いていた。しかし、事故直後の午後1時には気温が24.4度まで急降下、雨を伴う北西からの風に変化した。風の強さも風速2.9メートルだったが、約10分で激変。同0時49分には観測開始後、7月として過去最高の最大瞬間風速29.7メートルを記録した」と書いてあります。

さらに現地での生々しい声も載っていました。「突風の直前、子供たちの『竜巻だ!』という叫び声があがった。その直後、突風が吹き、上空からたたきつけるように土砂が降り注いだ。途中から土砂混じりの茶色の雷雨になった。テントをおさえていたら、風で体が浮き上がった。(一緒にいた)娘に、その場で伏せていろと言うので精いっぱい。とても守ってやれる状況ではなかった」と。まさに凄まじい状況です。

これまでは、夏の気候にあまり気を留めませんでした。恐ろしい竜巻やダウンバーストは、急激に発達する黒い積乱雲が関係するようです。今後の危険予知に役立てたいと思います。

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2008年7月31日 (木)

石川県・ふたつの災害

去る27日(日)午後2時頃、小松市で突風が起こりました。竜巻か下降流かは気象庁が調査中とのことです。被災された方の話では、「突然ものすごい音がして、台風以上の強い風が5~10分続いた。こんなことは生まれて初めて・・・」とのことでした。被害は物置小屋と神社の灯篭が倒壊、その他住宅など70棟が破損したということです。地元での竜巻は私にも記憶はありませんが、6月13日には青森県藤崎町でも起こっています。2006年11月の日記「強い住宅」で書きましたが、竜巻は瞬間の被害が大きくて、相当怖いものなのです。

そして翌28日(月)早朝、今度は金沢市において、集中豪雨のため浅野川が氾濫し、床上浸水282棟、床下浸水が274棟という大きな被害が出ました。浅野川の氾濫は55年ぶりということですが、役所の指示の遅れで被害も増大したとのことです。暑さと臭いの中での泥出し作業は、さぞ大変のことと思います。高校生ボランティアの映像には、本当に頭が下がります。

このふたつの災害において、人身事故がなかったことは救いです。ただ「身近にも危険はある」ということを、まざまざと見せつけられました。当社の使命は「ご家族が安心して生活できること」であります。これからも自信をもって「安全な強い家」を造り続けます。

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