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2015年12月31日 (木)

今年を振り返って

今年の12月はめっぽう忙しい月となりました。スケジュールをなんとかこなして、昨日ようやく、新年に発表する会社方針と年賀状を片付けた次第です。

1年を振り返って・・・今年は本当にいろんなことがありました。まず3月に本社を加賀から金沢に移転しました。そして創業70周年記念誌の発刊し、5月31日には念願の記念事業を開催することができました。9月には2棟のモデルハウスをオープン。そして10月には、新10年ビジョンと20年ビジョンを発表し、現在に至っています。

また事業としてもまさに節目の年になりました。まず50年間続けてきた公共工事の撤退から始まりました。それに代わる事業として、住宅と不動産をミックスした事業、すなわち「住まいのトータルクリエーター」として、新たなスタートを切った訳です。

ドメイン(事業領域)を「住まい」に定めると、逆に視野が広がっていくものです。現在もいくつかの構想が生まれつつあります。新10年ビジョンを最終目標に、どれをどのように進めていくかが課題となってきます。限られた経営資源を最大限に活用して・・・これから経営の根幹が試されていくのでしょう。

まずは2016年を、今年以上に素晴らしい年にしていきます。

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2015年12月 3日 (木)

アメリカ住宅不動産ツアー

先月の中旬から下旬にかけて、「アメリカ住宅不動産ツアー」に参加しました。全行程4日間のうち、前半の2日間はメキシコ国境近くのサンディエゴ、後半の2日間はカナダ国境近くのシアトル、つまりアメリカ西海岸の南端と北端を回った訳です。

サンディエゴでは全米不動産大会が行われていました。大会ブース、式典、パーティーと長時間にわたりました。アメリカ全土から、そして海外からも不動産関係者が集まっていました。アメリカでは不動産の最前線で働いている人の85%が女性なんだそうです。高齢の方もたくさんおられましたが、みなさんが元気でパワフルでした。

3日目は一路シアトルへ・・・南国の空から北陸の空を思わせる天候に一転しました。シアトルの街はとても綺麗です。人口や経済など、全米で成長率NO1の都市だそうです。世界的な大企業が集まってきています。そして子供を教育したい一番の都市なんだそうです。不動産業界では、中古住宅がどんどん値上がりしているという話でした。

アメリカの不動産業界は、情報公開が世界一進んでいます。会社組織もありますが、一人ひとり独立している人も多いのです。彼らはひとつのビルに入り、部屋やワークスペースを借りています。会議室や食堂、秘書業務などは共有です。そして時には単独で、時にはチームで仕事をしています。情報がオープンな中で、彼らは明るくエネルギッシュに仕事をしていました。

現在のアメリカの人口は3億4000万人です。30年前は、日本の人口が1億2000万人で、アメリカの人口は2億4000万人、ちょうど日本の倍でした。その後日本はほとんど増えていませんが、アメリカは1億人増加しています。海外からの移民を受け入れているからです。そのための問題も少なくないですが、文明の発達や経済の成長には目を見張るものがあります。

昨年はアトランタとニューヨークの東海岸を回り、今年は西海岸を巡りました。来年からも毎年、アメリカを観たいものです。

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