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2015年9月20日 (日)

スウェーデンハウス・金沢新モデル・オープニングセレモニーを開催

去る9月18日~19日の2日間をかけて、「スウェーデンハウス・金沢新モデル・オープニングセレモニー」を開催しました。お招きしたのは、オーナー様、協力会社様、報道関係様、そしてスウェーデンハウス本社の方々です。2日間を通して160組を超えるお客様にお越しいただき、盛大に開催することができました。

18日は「オープニング前夜祭」として、18:00~21:00の新モデル披露会、19日は「オープニングセレモニー」として10:00~11:00の式典とテープカット、11:00~16:00の新モデル披露会という流れで行いました。

先月の記事にも書きましたが、新しいモデルハウスは4棟目で、これまでで最大の120坪の規模です。その中には、オーナー様の憩いのスペースも設けてあります。今回はその場所を使って式典や懇談会を開くことができました。

今日から一般客様のグランドオープンです。そしてシルバーウィーク後半の21日~23日は、「スウェーデン雑貨」の展示即売会も同時開催しています。ご興味のある方は、どなたでもご自由にお越しください。10:00開店~17:00閉店です。スタッフ一同、心よりお待ちしています。

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2015年9月13日 (日)

51期経営計画書の策定

今月末大阪にて、日創研経営研究会主催で「全国経営発表大会」が開催されます。年間を通じて会の行事がいろいろありますが、私はこの「発表会」が最も好きな行事です。

それに向けて現在、中期の経営計画を立てているところです。経営計画書の策定は今年で7年目になります。過去の計画書をみると、会社の変化や成長度合がよくわかります。毎年3年後を想定して方針を組むのですが、その部分の広がりが特に顕著です。

私たちには50年後の「夢」があります。そして先月生まれたばかりですが、10年後の「圧倒的ビジョン」があります。実は、今回の策定が今までとはまったく異なることに気づきました。これから向かう10年後がはっきりしているので、3年後が気持ちいいぐらいに、スムーズに決まっていくのです。

発表会では約20名の経営者さんに聴いていただきます。その方々が私の発表で「どれだけワクワクされるか?」が一つのチャレンジです。また「どのような反応が返ってくるか?」「どんなアドバイスがいただけるか?」などなど・・・計画書をつくりながらワクワクしている今日この頃です。

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2015年9月 9日 (水)

「おいべっさんと不思議な母子」喜多川泰

喜多川泰氏の11番目に読んだ「おいべっさんと不思議な母子」は、表題通りとても不思議な物語でした。洋画でおなじみの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を連想させるストーリー仕立てになっています。

江戸時代に生きる母子が突如、現代に現われるのです。男の子は転校生として、小学校の6年のクラスに入ります。そこで爽快なドラマが繰り広げられます。その情景が現代の学校教育や、学生のあり方を風刺しているようで、とても面白く読めます。それから最後の「落ち」が、まさに天下一品でした。

例のごとく本の中には、考えさせられる内容や言葉がたくさんあります。おそらく作者が最も言いたかったのは、「このこと」ではないでしょうか?ひとつだけ紹介させていただきます。

「お前が今死んでも、世の中は何も変わらない。でもお前が生きていれば、世の中が大きく変わる可能性がある。お前は、今のお前にできることをするために、この世に生まれてきたのではない。今のお前にはできないもっと大きなことを、将来のお前はできるようになる。そのためにお前は生まれてきたんだ。だから何があっても、命を粗末にしてはいけない。どんなに卑怯者だと笑われても、生き延びなければならない。命を大切にして生きていく方が、実は心が強くなければできないことなのだ」

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2015年9月 6日 (日)

「また必ず会おうと誰もが言った」喜多川泰

喜多川泰氏の10作目に選んだのは「また必ず会おうと誰もが言った」です。ある田舎の男子高校生が、友達にたわいもないウソをついてしまったことから、ひとりで東京に出かけます。そこで思わぬトラブルが起こり、そのことがきっかけで、その後の人生を変えるような出会いが始まっていきます。

合計で8人との「出会い」があったと思います。それぞれの人が人生の先輩として、いろんなことを教えてくれます。私にとって特に印象的だったものを、2つ紹介させていただきます。

「誰が何と言おうと、お前の人生はお前のものだ。誰かがやれと言ったからやる、やるなと言ったからやらない、そんな生き方をして、自分の人生に自分で責任をとれるのか?人の言いなりになって、何かを手に入れようと思ったところで、お前は自分らしさを失うだけだ。そして起こることに対して、自分の責任ではなく、人のせいにして生きることになる」

「成功したいと考える若者に、『何が必要か?』と訊くと、たいがい『もっと努力しなければ』と答える。一方、世間から成功者と認められる人に、『何が必要だったか?』と問うと、例外なく『出会いによってもたらされた』と答えるだろう。その人が持つ無限の可能性を開花させてくれるのも、それにふさわしい人との出会いである」

彼はたくさんの人との出会いによって、数日で別人のようになりました。しかしこれは小説の中だけではないと思います。私も58年の人生の中で、このようなことが何度かありました。人との出会い、本との出会い、映画との出会いによって、心に残り続けるものがありました。その日から意識が変わり行動まで変わっていきます。これからも数多くの「出会い」を重ねていきたいものです。

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2015年9月 5日 (土)

当社季刊誌「ファン・バイ・ファンズ」

現在、当社では初めてとなる季刊誌、「ファン・バイ・ファンズ」の編纂に取り組んでいます。四季(春・夏・秋・冬)ごとに、当社の社員さん、職人さんの紹介、お住まいの方々の紹介、当社のタイムリーなニュースなどをおりまぜながら、皆さまにお届けする予定です。お届け先は、まず70年来の当社のお客様、それからマンションやアパートの入居者様、当社の協力会社様、そして社員のご家族様です。

タイトルの「ファン・バイ・ファンズ」は、当社の新ロゴのキャッチフレーズからとりました。最初のファンは英語のFUN(楽しみ、喜び、面白さ)です。そして後ろのファンは英語のFAN(熱心な愛好者、支持者)で、その複数形としてファンズにしてあります。真ん中のバイは記号の×(かける)、つまりFUNとFANSをつなぐ架け橋という意味です。

最初は8ページからスタートしますが、毎回中身を進化させ、近い将来にはページ数も増やし、見応えのあるものにしていきたいと考えています。この季刊誌を通じて、「しあわせの輪」がどんどん広がっていく・・・それが私の理想です。創刊号の発刊は、今年の10月1日を予定しています。

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2015年9月 4日 (金)

「手紙屋~私の受験勉強を変えた十通の手紙」喜多川泰

喜多川氏の「手紙屋」を読み終えて、すぐにもう一つの「手紙屋」を購入しました。「就職編」に続いて「受験編」です。手紙屋シリーズは、ぜひこの順番で読むことをお勧めします。「さてさて~受験編はどんなことが書いてあるのだろう?やっぱり就職編よりは身近じゃないだろうなぁ」と想いながら読んでみました。結果は・・・予想は見事に裏切られました。素晴らしかったです。

ある女子高生が大学受験について悩んでいました。「大学に行ってどれだけ意味があるの?それなら就職しようか?でもまだ働きたくないし、遊びたいし・・・」、そんな訳で受験勉強に力が入らず、かといってなにもしないでいると落ち着かず、そんなときに「手紙屋」と出会ったのでした。

手紙屋は「ひとまず勉強することをやめる」提案から始めました。「いつまで?」「勉強がしたくてしたくてたまらなくなるまで・・・」「えっ?」といった感じです。そうやって彼は、「勉強することの意味や目的」を彼女から引き出すところから始めたのでした。その中で印象的だった部分を紹介します。

「人は“やりたい”ことには『快・楽・喜び』を覚え、“やらなければならない”ことには『不快・苦痛・退屈』を覚える。最初はやりたかったことが、途中でやるべきことになった途端に苦痛に変わる。その“やるべき”ことを“どうしてもやりたい”ことに変える方法がある。それは『想像力』だ。空想してイメージする。想像によって『行動力』を引き出すことができ、行動によって『創造力』に変わるのである」

「小さな子供は誰もが夢を語る。しかし中学生から大学生の多くの人が夢を語らなくなる。ところが不思議なことに、その人たちも仕事を始めると、数年してまた夢を語り始める。子供の頃の夢は、どこまでいっても自分のため、自分が中心である。だから成長する過程のどこかで、夢を捨てる日がやってくるのだ。一方で大人になってから抱く夢は、自分中心ではなく、世のため人のための意識に立っている。これが正しい夢の定義であり、実現する価値のある夢なのである」

「やりたい」と「やらねば」とでは、成果において10~20倍の違いがあると言われます。が、それよりも「幸せ度」の違いはその非ではありません。まさに当社の経営理念・・・「世のための大いなる夢に向かって、やること為すことすべてが面白い。毎日が愉しくてしょうがない!」・・・そんな会社を目指して頑張ります!

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2015年9月 3日 (木)

「手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙」喜多川泰

喜多川泰氏の8作目は、「手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙」という作品を選びました。「手紙屋という仕事ってどんなんだろう?」と思いながら読み始めたのですが、これは小説の中での仕事だとわかりました。だって文通をしてお金をもらうなんて、普通では考えられないことですからね。

正直言ってこれは“すごい作品”です。三分の一ほど読んで鳥肌が立ちました。当然、残りの三分の二には期待が高まります。その高まった期待以上に後半も応えてくれました。小説ですからもちろんフィクションですよね。とすると、「こんなストーリーを考えられる喜多川氏は、やっぱり天才ではないか?」と思わせるほどの内容です。

もし就活生のほとんどの人がこれを読んだら、日本の社会が大きく変わるのではないか?そしてそのことによって、経営者や経営幹部の考え方も大きく変わるのではないか?ひいては、役人さんの思考も変わるのではないか?・・・それぐらい中身の濃い本です。ほんの(本の)一部ですが紹介させていただきます。

「就職はこれから航海をしようとするのと同じだよ。誰の船に乗るか、自分の担当は何か、船は大きいか小さいか、客船か貨物船か、実はどうでもいいこと。それよりも、その船が“何を目的として航海するのか”ということが大事なんだ。それこそが“人生の目的”であり、それが達成されることが“夢の実現”なんだよ」

「誰よりも大きな夢を持つ人は、誰よりも大きな壁を、何度も乗り越えなければならないよね。しかしそこには、あなたの成功を心から応援したいという人がいる。実は壁の向こうにもあなたにエールを送り続ける多くの人がいるんだよ。でも今は壁によって彼らの声は届かない。しかし感じることはできる。あなたの成功は、成功したあとに出会うたくさんの人たちに、心待ちにされているんだよ」

いかがでしょうか?どのように思われましたか?素直に感じることを大切に行動しましょう。

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2015年9月 1日 (火)

「スタートライン」喜多川泰

「Be the change you wish to see in other people」
(あなたが見たいと思う変化にあなた自身がなりなさい)

「Live as if you were to die tomorrow」
(明日死んでしまうかのように生きなさい)

「Learn as if you were to live forever」
(永遠に生き続けるかのように学びなさい)

喜多川泰氏の7作目に選んだ作品は「スタートライン」です。本のページをめくると、最初に前記の英文が出てきます。本当に素晴らしい言葉ですね。特に1番目が一番好きです。

「スタートライン」という小説は高校生の恋愛物語です。田舎の高校三年生、そこに都会から転校生がやってきました。ある男子生徒が転校してきた女子生徒を、いつの間にか好きになってしまうのです。まさに神様が彼にプレゼントした「恋心」を絵に描いたようなストーリーです。

彼は元々あまり学校が好きではありませんでした。それは好きな先生もいなく、そのためどの勉強も好きになれなかったようです。ただその中でひとつ、歴史の時間だけ興味を持っていました。担当教師が話す内容に惹かれたからです。今回も小説の流れは書けないので、その先生が言われている言葉を抜粋します。

「大人はいいぞ。自分の好きなことをして生きていける。特にこれからの時代は、今までの常識が通用しない新しい世の中になる。絶対面白いぞ。自分のやりたいことに挑戦する勇気を持った人には、楽しいことで溢れた毎日が待っている。生きるとは、働くとは、自分が生まれてきた役割を果たすことだ。カッコいい大人たちは、自分がやりたいことに対して本気で生きている。自分のやりたいことから逃げていない。“この道”と決めた道を歩む中で起こるすべての困難を、“はい”と笑顔で受け入れている。彼らは“計算”ではなく“情熱”をベースに行動している。情熱を持ってやっていることの先に、彼らの“夢”がしっかりとあるからだ」

「子供の頃毎日が楽しいのは、面白いことをしているからじゃない。いつも本気でやっているからだ。本気でやっていることの中にしか夢は湧いてこない。夢はそこらへんに落ちてはいない。『夢を探す』という言葉を使う人がいるが、探しても見つかりっこない。見つかるのはせいぜい、儲かりそうなことや、これならやってみようかな?と思えることぐらい。夢というのは自分の心の奥底にしかないんだ。ただ、簡単に手に入るものは簡単に役に立たなくなる。一方で手に入れるのが困難なものは、一度それを手に入れてしまえば、たくさんの人がそれを求めて集まってくる。一度きりの人生だ。ひとつぐらいは誰もが無理ってあきらめるような、簡単に手に入らないようなものを、追い求めて生きて行こうではないか」

いかがでしょうか?この他にもたくさん教えられる話が満載です。ぜひ一度読んでみてください。

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