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2013年10月30日 (水)

「モンスター」百田尚樹

先日、百田尚樹氏の講演を聴いて、ついに氏の作品「モンスター」を読みました。これまでいろんな小説に出会いましたが、これほど人間の本性を書き下ろしたものはありません。それだけ男女の本音がストレートに書かれ、文字を追うごとに何度も戦慄が走りました。

ひとりの醜い少女が何度も傷つきながら大人になっていきます。高校時代にある事件を起こし、家族からも放り出され、都会でひとり暗い社会人生活を送ります。そんなある日、彼女は「美容整形」と出会います。そこから人生がどんどん変わり始めます。かさむ手術代を稼ぐために、風俗の世界にも入ります。そうやってお金を稼ぎ、何度も手術を重ねて、彼女はどんどん美しくなっていきました。

「美しさ」を手に入れた彼女は男たちの羨望の的となりました。そして彼らを自由にあやつり、ときに過去に苦しめられた男への仕返しもしていきます。20数年間、人から目をそむけられて生きてきて、整形によって人生が一変・・・現代版シンデレラ物語と言えるでしょうか。文中の一節です。「地位も名誉もある男たちが、たとえひとときであっても私に夢中になることが、どれほど素晴らしいことか!この快感は何物にも代えがたい。美しさを賛美され、崇められ、熱烈に恋されることは、女として生まれた至高の歓びだ」

今回は2日間で読み切りました。途中まで読みながら結末が気になって仕方ありませんでした。どれだけきれい事を言っても、人間の「美」への執着は否定できません。また彼女の生きた人生は、誰も否定できないことだと思います。フィクションとはいえ、私自身とても考えさせられました。これだけ読み手の心を動かす小説、それを書いた百田尚樹氏の凄さには参りました。

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2013年10月29日 (火)

「赤い月」なかにし礼

著者のなかにし礼氏は戦前、満州国牡丹江で生まれました。物語はソ連軍の侵攻から始まります。主人公の森田波子は、著者の母親をモデルに書いたものと思われます。彼女の生き抜く強さ、母親のたくましさがリアルに描かれています。また満州国の栄耀栄華、そこでの関東軍と日本人、ソ連軍が参戦してきてからの現地人の豹変、ソ連軍の横暴による日本人の悲惨さなども生々しく書かれていました。

満州国の崩壊については、おおよそのことは知っているつもりでしたが、初めて知ることも多く読んでいてとても辛くなりました。おそらく実際に体験した著者だからこそ、書けることも多いのでしょう。戦争だから仕方がないのかもしれませんが、シベリア抑留や日本女性の暴行など、独裁者スターリン率いるソ連軍の、あまりのひどさに腹が立つばかりでした。

小説は「週刊新潮」で2年間連載され、翌年単行本化されベストセラーとなりました。その後ラジオドラマ、映画、テレビドラマ、文学座の戯曲などにもなったそうです。とても有名な小説だったんですね。私が若い頃に「日本人孤児」のニュースもよく目にしました。しかしその頃は関心も薄く、他人事のように観ていました。おそらくその方々も一部だったのではないかと思います。それだけ日本人の引き揚げの様子は凄まじく、自分の子供をおいていったり身売りしたとしても、仕方のない状況だったことがよくわかりました。

当時の満州国では、日本の内地以上に戦況が屈折されていました。さらに「もし日本が戦争に負けても満州国は大丈夫」という風潮さえありました。だから一般市民にとっては、一夜にして国が一変したようなものです。それが驚きでした。おそらく世界全体もそのような状態だったのでしょう。正確な情報が流れないからこそ、戦争になっていったのかもしれません。その意味で、今の情報通信の発達は本当にありがたいものです。

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2013年10月28日 (月)

「イカロスの流星」なかにし礼

作家:なかにし礼氏の小説「兄弟」を読んで、さっそくファンになりました。その後続けて、「イカロスの流星」、「赤い月・上下」を読んだ次第です。

まず「イカロスの流星」です。主人公は「渡辺正文」・・・なんと広告業界の神様、電通の吉田秀雄氏の甥っ子です。東京外国語大学に入学しますが、1年でやめて慶応大学に進み卒業、そして吉田氏の推薦でラジオ東京に入社するところから物語は始まりました。

当時はラジオが主流で、テレビはこれからという時代・・・吉田秀雄氏はテレビの将来性を見抜き、どんどんテレビ部門(現TBS)に力を入れていきます。そこで正文は主に音楽の仕事を手がけます。元々自己愛が強く組織になじまない人でしたが、番組づくりのセンスと行動力に長け、ヒット番組を次々と世に出していきました。有名なところでは、「東京音楽祭」や「日本レコード大賞」などがあります。

若い頃から独身主義者で、華々しい仕事と共に、プライベートもそれ以上に華やかなものでした。どちらもけたはずれに常識を超えていて、まさにひとりの男の壮絶な人生が、実に面白く描かれています。やはり真正面から戦いを挑んでいく姿は、同じ男性から見てもカッコよく、ある意味「憧れ」を持って読める作品でした。

物語の中では、吉田氏の他に昔の有名アーチストの名前がどんどん出てきます。なかにし礼氏ご自身も登場しますが、とても控えめに書いておられます。「渡辺正文」は架空の名前だと思いますが、おそらく実在モデルがおられたんだと思います。素晴らしい昭和時代を創ったひとりとして、彼に敬意を表したいと思います。

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2013年10月27日 (日)

当社の経営計画書

この秋、5回目の経営計画書をつくりました。年に一度つくるので、初めて作成した年から5年目ということになります。以前に「中小企業の中で、毎年経営計画書を作成している会社は3%もいない」ということを聞きました。かくいう当社もそれ以前はつくっていなかった訳です。進路を照らす意味においてもこれは絶対に必要だと思います。

計画書をつくるためには、世の中の情報から決算書までいろんなデータが必要です。1年に一度「自社をふり返り、今後の予測を立て、中期方針を組み立てる」ことは、とても大きな意義があります。このおかげで過去4年間の経営が順調だったと言っても過言ではありません。

そして今年は、初めて「ボトムアップ型・経営計画書」の作成にチャレンジしました。この方式のいいところは、何より社員さんの周知が集まることです。その意味で内容がとても濃くなりました。しかしながら、内部分析と外部要因に加える戦略の部分に、一部課題が残っていると感じています。

来年はこの方面の研修に常務と二人で参加します。理念をさらに深め、将来ビジョンをしっかり見据えて、着実な経営戦略を練り込んできます。そして当社の経営計画書が、一段とレベルアップすることを期待しています。

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2013年10月26日 (土)

チョコレート・ダイエット

ダイエットをしていて最も悩まされたのが、空腹時のパワー低下でした。「そこがなんとかならないか・・・」と考えて、まずチョコレートで試してみることにしました。さっそくスーパーで探してみたところ、明治やロッテからいろいろな商品が出ていました。「糖質ゼロ」とか「チョコレート効果」など・・・箱の裏のエネルギー量を見て、低めのチョコレートをいくつか買い求めました。

「糖質ゼロなのに美味しいミルクチョコレート」、「チョコレート効果:カカオ95%、86%、72%、レーズン&アーモンド」、それぞれ1個当たりのカロリー数を箱に書いて試しました。まず「ミルクチョコレート」、「カカオ72%」、「レーズン&アーモンド」はとても美味しかったです。「カカオ86%」はかなりにがいチョコレート、「95%」はもうチョコレートを超えていました!(>_<)

そして実験の結果(あくまで私の感覚ですが)・・・美味しいものを食べても空腹感がおさまらなかったのにくらべて、「カカオ95%」や「86%」はお腹にしっかり残った感がありました。またカカオのポリフェノール効果でしょうか?パワーも十分アップしたように感じました。ただ「95%」はあまり・・・なので、今後は「86%」でいきたいと考えています。ちなみに1個あたり30キロカロリー、2~3個食べれば空腹を乗り切れそうです。

余談ですが、「チョコレート・ダイエットを発信しようか?」と知人に話したところ、「もうすでにあるよ。シュークリーム・ダイエットとかもあるよ」と言われました。せっかく「話題の人」になれるかと期待したのですが・・・残念です!^^;

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2013年10月25日 (金)

空腹について

ダイエットをしていると、しょっちゅう空腹になります。6カ月で18キロ減の目標なので、一日のカロリー摂取量はたったの1750キロカロリーです。6月末からスタートしましたが、この4カ月間はまさに「空腹との闘い」でした。

斎藤一人氏はCDの中で、「今の日本人は栄養の摂り過ぎ。栄養やカロリーを摂り過ぎるから病気になるんだよ。お腹が空くということは、細胞が栄養を欲しているわけ。それが入らなくなると、白血球やなんかが不要なものを食べてくれる。ガン細胞まで食ってくれるんだよ」と話しておられます。

また、ある日NHKを観ていたら、身体の中のミトコンドリアの番組を放映していました。ミトコンドリアとは生物の細胞に多く含まれ、細胞の中で呼吸してエネルギーを生産しているとのことです。つまりミトコンドリアの働きによって、糖や脂肪を燃焼し、それが人間のエネルギー源になっている訳です。

番組では、ミトコンドリアの活性化のためには、空腹というものが必要だと述べていました。いつも栄養が十分にある状態では活動がにぶくなり、反対に栄養が不足気味になると活発になる・・・ということでした。(まさしく人間と同じだなぁ)と思いました。

そんな感じで空腹も多少楽しめるようになりました。目標まで2カ月、あと6キロ減です。最後まで頑張ります。

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2013年10月24日 (木)

対談:三浦雄一郎氏

毎月読んでいる月刊誌「理念と経営」・・・今月の巻頭対談は、三浦雄一郎氏(話し手)と百田尚樹氏(聞き手)でした。とてもいい内容だったので紹介したいと思います。

三浦氏は65歳のときエベレスト登頂を決意し、70歳、75歳、80歳と、なんと3回も登頂されました。きっかけは65歳当時、ひどいメダボで狭心症発作を何度も起こされていました。原因は飲み過ぎ、食べ過ぎ、運動不足だったそうです。それでエベレスト登頂という目標を定め、身体を鍛え始めたとのことでした。

一度ならず三度まで・・・それも76歳のとき粉砕骨折をしたのに、厳しい治療と長いリハビリに耐えて、最後の登頂を成功させました。本当に美しい闘志だと思いました。治療も登頂も、まさに自分自身との闘いの連続だったと思います。

現在私は56歳、4ヵ月間で体重を12キロ落としました。これから筋肉を付けて行こうと考えていたところ、この度の対談は大いに勇気を与えてくれました。70歳までまだ14年、80歳まで24年・・・「人生はまだこれから。一日一日目標を持って生きれば、すごいことができるかも知れない・・・」と思いました。

編集後記に素敵な言葉が書いてありました。「大切なのは、無理しない範囲でできることを積み重ねていくこと。そうすればやがて無理がきくようになる。(略)」と。「小さな成功の積み重ねが大きな成功につながる」ということを、改めて実例で教えていただきました。ありがとうございました。

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2013年10月23日 (水)

百田尚樹氏・講演会

昨日、明治安田生命金沢支社開設115周年の懇話会で、百田尚樹氏の講演会が開かれました。「永遠の0」、「海賊とよばれた男」、「夢を売る男」と順番に読み終え、一度はお話を聴きたいと思っていました。地元金沢で待望の講演会に参加できたことは、非常にラッキーでした。

百田氏は7年前から小説を書き始め、年に2冊ほどのペースで書いてこられました。ところが3年前にスランプが訪れました。「東日本大震災」が起こったことが原因でした。世の中のあまりの変化に、「こんなこと書いていいのだろうか?」と考えるたびに手が止まる・・・そんな繰り返しの中で、どうしても文章が書けなくなったとのことでした。

そんなある日、テレビの仲間から「日章丸事件のことを知ってますか?」と訊かれ、そのことを知らなかった百田氏は、その事件に強く興味を惹かれました。そこで出版社の親友に相談したところ、数日してダンボール箱いっぱいの資料を届けてくれました。その中身を一つひとつ読んでいくうちに、止めどなく震えがきたそうです。

百田氏は次のように話されました。「バブル経済が崩壊して20年・・・暗い日本に円高不況とリーマンショックが訪れ、さらに重い空気が流れていました。そのとき追い打ちをかけるように、突然“大震災”が起こりました。“そうだ!日本全体が元気をなくしている今だからこそ、偉大なる出光佐三氏(出光創業者)のことを書いて、日本人の誇りを取り戻してほしい!”と思い、物語を書き始めた訳です」

氏は本の内容を語られるとき何度も声を詰まらせました。それだけ氏の念いが詰まった小説であることが伝わりました。「どうしてこの小説を書くのか?この小説で何を伝えたいのか?」・・・「作者の念いがどれだけ強いか?」・・・「それで小説の価値が決まる!」ということを実感しました。

講演の最後に話された言葉を紹介したいと思います。

「私の父は大正13年生まれです。大正時代の人々は戦争の時代に生まれ、育ち、戦争で戦い、亡くなった人、生きて帰った人がいました。終戦当時の日本をみて、アメリカ人は“日本の復活には50年はかかる”と言っていたそうです。終戦から7年はまさに占領国でした。しかし日本人は頑張りました。占領が解けてから10年そこそこで、東京オリンピックが開催された訳です。東京から大阪まで当時世界最高速の新幹線が走ったんです。その4年後にGNPが世界第2位になるなんて、いったい誰が想像したでしょうか?これを奇跡と呼ばずして他にどんなことがあるでしょうか?その中心になったのが大正生まれの人たちだったんです。本当に素晴らしい世代の人たちだと思います。日本の未来は暗いと言うけれど、その時に比べたら今は天国です。日本人としての誇りを持って、どうか頑張ってください!」

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2013年10月22日 (火)

言葉の定義

経営理念を浸透させていく中でつまずいたことがあります。話をして思いが通じる人と、あまり伝わらない人がいたことです。それには理由がありました。言葉に対する認識やとらえ方が、人によって様々だったからでした。例えば「仕事」という言葉ひとつとっても、義務に感じている人から、強い使命感を持った人まで、まさに千差万別でした。そこで社内での見方を統一するために、半年かけて「言葉の定義」をつくった訳です。

今はまだ18個です。具体的には「プロとは」、「仕事とは」、「会社とは」、「経営とは」、「社長とは」、「管理者とは」、「売上とは。利益とは」、「最強の組織とは」、「チームワークとは」、「愛社精神とは」、「ありがとう経営とは」、「健全な価値観とは」、「当社の品質基準」、「心とは。命とは。生きるとは」、「素直な心」、「5Sの定義」、「コミュニケーションの目的」、「リーダーシップ・3つの力」・・・などです。

まずこれらの定義を「経営理念集」に載せて、考え方と価値観の統一を図っていきたいと思います。また少しずつ言葉を増やしながら、さらに経営理念が浸透するように努めていきます。

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2013年10月21日 (月)

難しいことこそ簡単に!

若い頃にこんな話を聞いたことがあります。「仕事ができる人は難しいことを簡単に考える。仕事ができない人ほど簡単なことを難しく考える」と。またこんな話も聞きました。「話が上手な人というのは、小学校4年生にわかる言葉で話ができる人。難しい言葉を使う人は上手な話し手ではない」と。

経営理念を社員さんに発表して2年足らず・・・その念いを伝えることにかなり苦労してきました。文章を説明すると言葉は理解してくれます。しかし大事なことは、相手に“念いが伝わる”ことです。もうひとつ言えば、“念い”が相手の“心に響く”ことなのです。これは本当に難しいことでした。

このように苦労してきて今思うこと・・・それは「難しいことをできるだけ単純に考えて整理する。そして伝えるときはさらに簡単に話す」ということです。高い次元のことを一般の次元に下ろしたり、できるだけ易しい言葉を使うなど、これらを習慣にするといいと考えたのですがいかがでしょうか?

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2013年10月20日 (日)

経営ビジョンについて

会社経営において、「経営理念」と並び大切なものが「経営ビジョン」だと言われます。当社にも2つのビジョンがあります。ひとつは「広がり続ける幸せのネットワーク」、もうひとつは「日本一笑顔の溢れる会社になります!」というものです。ただこのビジョンが「鮮明な映像になるか?」と言われると、まだまだ具体性に欠けると感じています。そこでこの3年間、ずっと具体的なものを探してきました。しかしながら簡単に見つかるものではありません。本当に難しいものです。

今年の4月1日の集会において、全社員が8グループに分かれて「当社の10年後の姿」を創ってもらいました。そのときに出たものが、「クロダ保育園、クロダビレッジ、クロダファーム、クロダテーマパーク」などでした。いつ考えても、魅力的なものばかりだと感心させられます。3人寄れば文殊の知恵・・・みんなの創意は無限に広がる気がします。

私が社長になって3年経った頃には、10年後の目標がありました。それは売上や会社の規模を示したものでした。最近になって思うのですが、果たしてこの目標は「経営ビジョン」と言えるかどうか、ややもすると「経営者のエゴ」になっていないでしょうか。やはり会社のビジョンというものは、全社員共通の夢やロマンが必要だと思うのです。そのために「みんなの幸せにつながるもの」「世の中に広く役に立つこと」でなければならないと考えています。来年の4月1日も、みんなで「自社の未来像」を描きたいと思います。

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2013年10月17日 (木)

健全な価値観

「健全な価値観」という言葉を普通に使いますが、さて・・・改めて調べてみました。そしていくつかの資料から見つけたものを、自分なりに絞ってみましたがいかがでしょうか?

1.良心から湧き出るもの
2.広く社会全体に肯定されるもの
3.調和がとれているもの

人間が本来持っている“良心”、人間だけが持っている“美しい心”というものは、時代や国を超えて受け入れられるものです。ただし「度が過ぎる」とよくないので、場所に応じて「バランスをとる」ことも押さえています。

松下幸之助氏は「世間は正しい」という言葉を残されています。会社も小さな世間、地域も世間です。健全な自分自身をつくり、健全な集団となって、地域から愛され続ける会社を目指します。

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2013年10月14日 (月)

日創研石川経営研究会

日本創造教育研究所の研修を受講した経営者が集まり、全国各地で「日創研経営研究会」という組織を作っています。地元にも石川経営研究会、福井経営研究会があり、当社から6名が入会しています。「共に学び共に栄える」という理念の元、“経営を学ぶ”ということに徹底していることが特徴です。

石川経営研究会が発足して19年になります。当初は30名に満たない会員数でしたが、現在は100名になろうとする団体まで成長してきました。そしてこの度、私が「次年度会長」という大役を仰せつかりました。内容が充実した素晴らしい組織ゆえ、その責任の重さを痛感している次第です。

会社に社長の責任があるように、会長にも二つの責任があります。ひとつは会の活性化であり、もうひとつは会員さんの経営の充実です。任期2年の間に、会員数を2割増しの120名以上、会員さんの黒字経営の推進をしていきます。いよいよ私自身が試される訳です。悔いのない頑張りをしたいと思います。

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2013年10月 9日 (水)

泥中の華

私の大好きなイタリアンレストラン、その壁の片隅に「泥中の華」と書いた額が掛けられています。「これはおそらく蓮根の花、つまり蓮の花のことだろう」と私は解釈しました。そしてこれを見るたびに「松下幸之助氏の言葉」を思い出すのです。

氏の愛弟子である木野親之氏からお聴きした話です。幸之助は「蓮根を見よ。泥の中に根を生やしながらも、池の上には花の中で最も美しい“蓮の花”を咲かせるのだ。確かにこの人間社会はドロドロしている。その中で商売をしている松下電器だが、蓮根のようにキラリと光る美しい花を咲かせたい。それこそが松下電器の理想である」といつも話されていたそうです。

4年前に書きましたが、斎藤一人氏の「孔雀明王の話」もこれに似ています。「孔雀は、さそりや毒蜘蛛、毒蛇などを食べて生きてるけれど、決してその毒にあたったりはしない。それでいて鳥の中で最も美しい姿をしている。人間においても、どんなに悩みや苦しみを抱えていても、絶対に外には出さない、いつも幸せそうにしている、まわりには幸せな言葉だけを使う・・・つまりそれが徳を積むということ、孔雀明王の修行である」

56年の人生・・・いろんな環境の中で生きてきました。たくさんの人に出会ってきました。もちろんいいこと、素晴らしいことばかりではなかったです。まさに幸之助氏が言われるドロドロした人間社会です。そんな中に生きていても「毒に侵されない自分でいたい、当社クロダハウスも真っ直ぐで誠実な会社でありたい」とよく考えます。

現在、経営理念が完成に向かっています。期待できる中期経営計画も出来つつあります。残るは“蓮の花”である「未来ビジョン」の構築です。全社員が誇れるもの、勇気が湧くもの、希望に満ち溢れるもの・・・全員の声を聴きながら創り上げていきたいと思います。

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2013年10月 8日 (火)

2013創立記念式典を開催

先週10月1日(火)に片山津のアローレで、当社の創立記念式典と懇親会を開催しました。私が社長に就任して以来、15回目の節目の大会となります。

第1部は48期決算報告です。今年は嬉しいことが2つありました。ひとつは15年目にして初めて全事業部が目標達成できたこと、2つ目は史上最高の業績を上げたことです。「全社員が決算賞与と海外旅行のプレゼントを受けられる」ということで、表彰状を読みながら目頭が熱くなりました。野球でも個人成績より団体優勝・・・今年、当社は団体総合優勝ができました。

第2部は49期事業計画です。3事業部7部署のメンバーから、この1年の抱負を拝聴しました。みなさんが練習されたのでしょうか?限られた時間でポイントをうまくつかみ、とても上手に発表されました。各部署それぞれ得意な技があって、聴いていてワクワクしました。49期の決算も楽しみです。

第3部は、常務から「5年後を見据えた中期方針」の発表、そして私からの「全体総括」をお話させていただきました。中期計画では様々なデーターに基づき、政府方針、時代の流れなどを組み合わせ、当社の進むべき未来像を示してくれました。続いて私から、「これからの10年はチャンスが多い。その後訪れる厳しい時代の準備をしておきたい」と締めくくりました。

第4部は恒例の「表彰式」です。今年は30名近くの人が受賞してくれました。惜しくも受賞されなかったみなさんもよく頑張ってくれています。本当に全員がいたるところで活躍してくれています。元々派閥のない当社ですが、毎年チームワークが良くなってきました。そこに純粋で元気な8名の新入社員さんが混ざってくれた訳です。その後、懇親会~2次会と続きましたが、全体のエネルギーがまだまだ大きくなっていく予感がしました。まさに当社の将来の可能性を感じさせてくれた1日となりました。

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