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2013年5月17日 (金)

桑田真澄氏・講演会

昨日、ユーミーマンション全国大会にて、元プロ野球選手の「桑田真澄氏」の講演を聴きました。1968年4月1日生まれの45歳です。選手寿命が平均29歳ぐらいの中で、40歳まで現役選手として活躍されました。講演は彼の人生哲学として、「表と裏のバランス」、そして「3度の挫折を乗り越えた人生」を話されました。始終笑顔のソフトな語り口がとても印象的でした。

「野球は守りだけでも攻撃だけでも勝てない。両方がそろったとき勝利する。つまり攻撃と守備は表と裏。その他、野球と勉強、結果とプロセスなども表と裏・・・」といった内容を話されました。

3度の挫折のひとつ目は、小学校2年生で始めたソフトボール。6年生が中心のチームでレギュラーになったが、そのあと続けられなかったこと。ふたつ目は華々しい中学時代の後、PL学園に入った最初の頃のこと。そして3回目はプロ野球選手になった1年目・・・ということでした。ずっとエリートコースで順調にやってこられたのかと思っていましたが・・・事実は違うんですね。

PL学園のときは練習の他に、便器磨きと草むしりをし、また元気な挨拶を心掛けたそうです。プロになったときは、心理学、栄養学、野球の科学、自己啓発などを、練習と併行して勉強したとのことです。「これらもすべて表と裏・・・読んだ本の中で『試練』という言葉が何回も出てきた。『試』はためすこと、『錬』は鍛錬、つまり『厳しい練習を重ね、挑戦していくことだ』・・・それからは『試練』という言葉が、不安と怖れの自分に『挑戦しろ!』と、いつも語りかけてくれた」ということでした。

講演の最後に「今は幅広く勉強をしています。もう一度ユニホームを着たそのときは、みなさん応援してくださいね!」と話されていました。今もなお、野球と人生に挑戦し続けている桑田氏がとても素敵でした。業界や職種は違えど、「表と裏」、「挫折を乗り越える」、「試練~挑戦」などのお話は本当に心を打ちました。改めて桑田真澄さんの大ファンになりました。

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