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2012年5月28日 (月)

ゆるしの体験

「ゆるすということ」の本には、「他人をゆるすことは自分をゆるすこと」と書いてあります。最近、ある人の対応について「ゆるす」ことを意識してみました。するとどうでしょう?・・・そのことが気にならなくなると同時に、心に「やすらぎ」が生まれてきました。

そこで「ゆるし」を継続してみたところ、過去にあった苦い出来事についても気にならなくなってきました。当然その過去には、後悔やクヨクヨした気分をもっていたのですが、それらのことが「まあいっか!」とゆるせるようになってきたのです。それにつれて、不思議と未来に対しての不安もなくなってきました。

一昨年から受けてきた研修で、「過去や未来にとらわれない、“今ここ”に生きる重要性」について学んできました。「理屈はわかるけれど、どうも実感できない」というのが本音でした。ところが今回のゆるしの経験を通して、“今ここ”が一気に腑に落ちた訳です。

「最も大事なことは、過去でも未来でもなく、今起きていること」というのは、誰もが認めることでしょう。そして今起きていることを、まっすぐな目で観ることが大切なんですね。つまり「ゆるすことで、素直な心で観れるようになる」ということなのです。

今回は「ゆるし」を通して、「心のやすらぎ」と「素直な心で今ここに」という、二つのことを体験しました。もしよければ、みなさんも実践されてみてはいかがでしょうか?

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2012年5月21日 (月)

ゆるすということ(その3)

「ゆるすということ」の本で、もうひとつお話を紹介させていただきます。

『南アフリカのバベンバ族では、部族の誰かが不正をはたらいたり、無責任な行動をとったとき、村の真ん中にひとりで座らされます。もちろん逃げられないような手だても講じられます。そして村人全員がそこに集まり、輪をつくってその人を囲みます。

それから順番に、その人が過去にした良いことについて話し始めます。その人の長所、善行、親切な行為などを詳しく語るのです。村人たちはこれ以上ないほど、誠実さと愛を込めて話します。誇張やでっち上げは許されません。

その人を共同体のメンバーとしていかに尊敬しているか、村人全員が話し終えるまで、この儀式は続きます。それが数日間に及ぶこともあります。最後に輪が崩されて、今度はその人を部族に再び迎え入れるお祝が始まるのです・・・』

バベンバ族という名前も初めて聞きましたが、なんと進んだ人たちなのでしょうか?確かに不正は良くないことです。しかしそこで「悪い!」と決めつけない、目的は部族みんなの幸せ、一人として仲間から犠牲者を出さない・・・この素晴らしい「しきたり」に敬意を表します。まさに「正しいことより、幸せなこと」を教えてくれるお話でした。

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2012年5月20日 (日)

ゆるすということ(その2)

著者は1998年に、アフリカ・ガーナの「生き方を変えるヒーリング・センター」に招かれました。センターの責任者はメアリーという女性で、小学校の先生をしていました。彼女は生徒たちに「ゆるすことが大切だ」と根気よく教え、まわりから「ゆるしの先生」というあだ名までついたそうです。著者はメアリーから次のようなお話を聞きました。

『メアリーが勤める小学校には、手に負えないほどのわんぱくな十歳の少年がいました。だれ彼かまわずケンカをふっかけ、彼が行くところ必ず何かが壊されるというありさまでした。そしてある日、ついに担任の先生のお金を盗もうとするところを、見つかってしまいました。校長先生はここぞとばかり全校集会を開く決定をしました。慣例では、全生徒の前で杖で打たれて、放校処分となるものでした。

学校の職員と生徒全員が体育館に集まりました。少年が姿を現したとき、彼をゆるそうとメアリーが立ち上がりました。そのとたん、まわりの生徒たちが飛ぶようにして立ち上がり、「ゆるそう!ゆるそう!ゆるそう!」と叫んだのです。生徒たちは叫び続け、その声は体育館全体を揺るがして響き渡りました。少年はみんなをじっと見ていましたが、やがてしゃがみ込み、すすり泣きを始めました。体育館の空気は一変しました。

結局少年は杖で打たれず、放校処分にもなりませんでした。その代わり彼はゆるされ、愛情をいっぱいもらったのです。その日以来、少年はケンカや盗み、ものを壊して迷惑をかけることなど、いっさいしなくなりました。そして一連の出来事により、校長先生もゆるされ、これまで以上に愛に満ちた雰囲気を育む学校になったのでした』

ジェラルド氏の本の中に、「正しいことより、幸せなことが大事」という言葉があります。「正しいか、間違っているか」「善か悪か」と裁くより、「どうなることが最もいいのか」を追求する・・・このお話はその意味をしっかり教えてくれました。

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2012年5月19日 (土)

「ゆるすということ」

前述した「ゆるすということ」という本はとても感動的でした。著者のジェラルド・G・ジャンポルスキー氏は次のように書いておられます。「1975年当時の私は、外の世界から見れば精神科医として成功し、ほしいものをすべて手に入れていた。しかし私の内側の世界は、混沌とし空虚で不幸で偽善に満ちていた・・・」と。そして「ゆるしはたった一晩ですべてを変えてくれる。悲しみを歓びに、争いを平和に、怒りを喜びに、そして本当の自分に戻れる」と。

当社の経営理念には、「幸せとはつくるものでなく感ずるもの。だから物や形ではない。どんな状況の中でも、幸せを感じられる心が大事である」という考え方があります。ジェラルド氏も似たようなことを書かれています。「幸せを外に求める心からは幸せは訪れない。お金も物も人も幸せをもたらすものではない。失望や怒りや不幸を呼び寄せるだけである」と。

「外面的なことにとらわれている自分をエゴとする。エゴは怖れやねたみや疑いに基づいている。そのために他人を裁いたり、恨んだり、非難したりする。またときに自己嫌悪で悩ませたり、罪悪感をもたせたりする。エゴは自分を守ったり正当化すると言いながら、最終的に自分を矛盾の渦に巻き込んでいく~

~ものの見方や考え方は、その人の過去が投影されている。エゴはそのときどきの都合に合わせて、思う存分過去の投影作用を利用する。怒りや心の傷、恨みつらみ、心の争いや他人との争い・・・それらの悪循環を止めるのは結局自分である。敵の本質は自分自身だと気づくこと。本当に幸せになり、心の安らぎを感じるためには、他人や自分をゆるすこと、そして愛することである・・・」

本当に書きたいことはたくさんありますが、その中で特に印象に残った言葉を紹介させていただきます。「裁くのをやめる。それだけで幸せになれる」、「あなたを幸せにするのは、あなた・・・」、「他人をゆるすことは、自分をゆるす第一歩」、「ゆるすことで、思う存分愛することができる」、「人生の目標は心安らかに生きること」・・・いかがでしょうか?他にアフリカでの実話も載っていました。とてもいいお話なので、後日掲載することにいたします。

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2012年5月18日 (金)

ユーミーマンション全国大会&弓場建設50周年式典

一昨日~昨日と、FC本部がある鹿児島で、「ユーミーマンション全国大会」と「弓場建設50周年式典」が開催されました。当社がユーミーマンションFCに加盟してまる15年になります。この間いろんな歴史をたどりました。今回の全国大会のテーマは「原点回帰」・・・弓場会長は「基本に帰ろう!」と訴えられました。

ユーミーマンションの所以(ゆえん)は「ユー&ミー」です。「あなたがいるから私がある」という理念です。今ここでその基本に帰ろうというものです。ちょうど読んでいた「ゆるすということ」の本にも、「人に与えることで自分にも与えられる」・・・まったく同じことが書いてあります。必然のタイミングを感じました。

50周年式典は弓場建設と弓場会長の歴史をたどりました。50年の間には何度もの転機がありました。そして、その都度ピンチをチャンスに変え、現在の素晴らしい企業へと成長されました。当社のユーミーマンション事業も今一度原点に帰り、地域の人々にさらに貢献できるよう、初心に戻って頑張りたいと思います。

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2012年5月17日 (木)

ある本との出会い

ゴールデンウィークの一日、ある会場の留守番を頼まれました。時間に余裕があったので、会場の本棚に置いてある本を、流し読みしていたのでした。

まず手に取ったのは、松下幸之助氏の「素直な心になるために」という本でした。これは20代のときに一度読んでいます。そのときには書いてある文章がスウーと入ってきました。ある意味当たり前のことばかりで、何の抵抗もなかったものです。ところがこの年齢になってみると、なんと「素直」という言葉の意味の深いことか・・・とても考えさせられました。

次は稲盛和夫氏の「人生を生かす」・・・氏の本もこれまで何冊か読んでいます。やはり稲盛フィロソフィーが満載でした。次は五木寛之氏の「人生の目的」・・・一時このテーマで悩んだ私ですから、大変興味深く読みました。様々な事例を交え、氏の宗教観から意見を述べておられます。最終的には、「一人ひとりが“人生の目的”を見つけることが大事である」と、結論付けておられました。

そして最後に手に取ったのが、Mr.ジェラルド・G・ジャンポルスキーの「ゆるすということ」という本でした。タイトルが妙に気になったからです。序文には、「この本はあなたの人生を変えるでしょう。これは偶然ではないと断言します。まちがいなく神があなたに届けてくれたものです・・・」と書いてありました。

ジェラルド氏は「人生の目的は“心の安らぎ”を得ること。そしてまわりにそれを与えること」と述べておられます。元々スピリチュアルとは縁遠い人生を生きてきた私ですが、なぜか本に書かれた一言一句が心に刺さりました。そこでさっそく氏の本を3冊買い、現在読んでいるところです。「ゆるすということ」「ゆるしのレッスン」「愛とは怖れを手ばなすこと」・・・またそのうちご紹介させていただきます。

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2012年5月12日 (土)

社員に光が当たる会社

私が社長に就任して13年、この間はよくある「ピラミッド組織」で運営してきました。頂点に私がいて、その下に役員、そして部課長、係長、主任、一般社員といった形です。それでいて「社員に光が当たるように・・・」と考えていました。上から指示・命令が下る形で、そんなことはありえませんよね。

先月掲載した「ネッツトヨタ南国」さんは、まさに逆ピラミッドの組織でした。社員さんたちが「自ら考え、発言し、行動し、反省する」・・・それらのことが日常、普通に行われています。幹部さんは部下から相談を受ければ答えますが、基本的に指示や命令をしないそうです。会議の場で結果だけを指摘するようなこともありません。

お客様と接している現場の社員さんたちが、すべて自分で考えて判断し行動します。結果はすべて自己責任です。いい結果が出れば、即自分の喜びや自信となります。悪い結果が出たとしても自己反省となるので、人に対するストレスがかかりません。まさに理想の形ですが、そこには「自分よりもチームを、チームよりも全社を」という共通の価値観が必要なのです。

私はこれらのことを考えていて、「なでしこジャパン」を想像しました。ひとつの目的・目標に向かって、全員が一致団結して戦う・・・テレビカメラはボールを持った選手を追いかける・・・映っていない選手もそれぞれ大事な動きをする・・・フィールドで戦う一人ひとりの判断が勝敗を分ける・・・ベンチのコーチや監督はほとんど映りません。きっと会社も同じです。お店や現場に光が当たっているです。やはり逆ピラミッド組織こそが、最強と言えるのではないでしょうか?

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2012年5月 2日 (水)

空気を読む

いっとき「KY」という言葉を多く聞きましたが、「空気を読む」ことって本当に大事ですね。現在コーチング研修と並行して、CCL研修を受講しています。そこでは「いい場」をつくる勉強をしています。

朝礼や会議に参加してその場の空気を意識してみると、いろんな変化があることに気づきます。空気を良くする人や盛り上げる人もいれば、反対に空気を悪くしてしまう人もいます。そして空気が良くなる場合は意図的に行われていて、悪くなるときは無意識に行われているということもわかりました。

当社は事業所が6拠点あるので、私が朝礼に参加するのはたまにしかありません。過去に朝礼に参加し、無意識だったこともたくさんあります。おそらく朝一番のいい空気を、私自身がこわしていたことも数多くあったことでしょう。

私が参加しただけでも影響力があるのに、そのときの表情や態度、話す言葉の内容には、計り知れない大きな力があります。これまでのことを十分反省し、今後は「空気を良くする人」になれるよう、一回一回を意識して参加したいと思います。

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2012年5月 1日 (火)

ツアーバスの事故について

先月29日の明け方、金沢から東京ディズニーランド向かっていた高速バスが、群馬県藤岡市付近で防音壁に激突・・・7人が死亡、3人が重体、36人が重軽傷を負うという大惨事が起きました。

その夜ニュースを見て、事故の悲惨な状況を目にしました。犠牲者とご家族の心情を考えると、本当に痛ましい限りです。そしてバス会社「陸援隊」の社長がお詫びに走り回っている姿、ツアー会社「ハーヴェスト」の社長が「1時間後に話しますから・・・」と言って、記者会見を専務に任せた姿がありました。

この様子を観て「会社の経営理念はどうなっているのか?」と、ホームページを調べてみました。「陸援隊」は事故の記事ばかりで、ホームページは見当たりませんでした。「ハーヴェスト」のオフィシャルサイトは見つかりましたが、経営理念は載っていませんでした。

旅行業ならば「快適で幸せなひとときをプレゼント」・・・ということかもしれませんが、いずれにしても「安全と安心」の上に成り立っているはずです。いかなる事情があろうと、「土台」が崩れてしまっては、「理想」も「理念」もないでしょう。今一度、自分たちの「使命」を考えてほしいと思います。

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