少子高齢化
ある勉強会で配布された資料に、次のように書かれていました。「日本の人口は2005年をピークに減り続けている。現在の人口は1億2700万人、2050年には9600万人になると言われている。その差を40年で割ると、1年で77.5万人減少することになる」と。島根県の人口が72万人です。つまり毎年その1県がなくなる・・・と考えると本当に深刻なことです。
さらにある講演会で少子高齢化の問題を挙げてました。「日本が急激な少子化と高齢化が同時に起こっている。まさに危機的状況である。現在65歳以上の人口が全体の2割を占めているが、60歳以上が全体の3分の1を占める時代が近いであろう」と。ますます深刻です。
ただ講師は次のように話されました。「高齢社会と言われるけれど、メーカーはまだまだ年寄りをみていない。90歳になる父親のシャツを買いに行っても、Sサイズが無い。MとLとLLばかり・・・年寄りの身体は小さいんだ。さらに前ボタンが無い。かぶって着るものばかり。どうして90歳の人にそんな器用なことができるのか。高齢化についてはまだまだ遅れている」と。
なるほど・・・ここにヒントを見つけました。当社の事業主体は「住まい」です。「高齢者に優しい家づくり」とうたっているメーカーはたくさんあります。果たしてどこまで配慮されてるでしょうか?戸建と賃貸、いずれにおいても当社の強みは「安全性と快適性」です。高齢者に向けて、もっと広く理解していただく必要性を、大いに実感した次第です。
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