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2010年1月30日 (土)

少子高齢化

ある勉強会で配布された資料に、次のように書かれていました。「日本の人口は2005年をピークに減り続けている。現在の人口は1億2700万人、2050年には9600万人になると言われている。その差を40年で割ると、1年で77.5万人減少することになる」と。島根県の人口が72万人です。つまり毎年その1県がなくなる・・・と考えると本当に深刻なことです。

さらにある講演会で少子高齢化の問題を挙げてました。「日本が急激な少子化と高齢化が同時に起こっている。まさに危機的状況である。現在65歳以上の人口が全体の2割を占めているが、60歳以上が全体の3分の1を占める時代が近いであろう」と。ますます深刻です。

ただ講師は次のように話されました。「高齢社会と言われるけれど、メーカーはまだまだ年寄りをみていない。90歳になる父親のシャツを買いに行っても、Sサイズが無い。MとLとLLばかり・・・年寄りの身体は小さいんだ。さらに前ボタンが無い。かぶって着るものばかり。どうして90歳の人にそんな器用なことができるのか。高齢化についてはまだまだ遅れている」と。

なるほど・・・ここにヒントを見つけました。当社の事業主体は「住まい」です。「高齢者に優しい家づくり」とうたっているメーカーはたくさんあります。果たしてどこまで配慮されてるでしょうか?戸建と賃貸、いずれにおいても当社の強みは「安全性と快適性」です。高齢者に向けて、もっと広く理解していただく必要性を、大いに実感した次第です。

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2010年1月21日 (木)

雪山登山(富士写ヶ岳)

雪の富士写ヶ岳に挑戦しました。積雪はふもとでも1メートル以上あります。ぶな林は白一色、その中に葉の落ちた幹と枝があるだけ・・・風もなく静かな山・・・誰も歩いていない新雪の上をゆっくりゆっくり登りました。登山道がよくわかりません。わずかな雪のへこみと以前の記憶を頼りに進みました。

適度な登りやゆるい斜面をカンジキで歩くのは、本当に気持ちがいいものです。しかし急斜面となると話は違います。足を雪に突き刺して段をつくり、ずっては上がりずっては上がり・・・雪の斜面を泳ぐように這い上がります。時間もかかりますが、体力が一気に消耗してしまいます。

前回は2時間で頂上に着きましたが、今回は3時間かけてやっと4分の3・・・午後3時を過ぎたので、惜しくも途中で下山となりました。でも下りは案外と楽で、四方に広がる雪山を楽しみながら、余裕をもって歩きました。次回はしっかりと準備を整えて、頂上を目指します。

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2010年1月20日 (水)

心温を適温に・・・

ある雑誌の切り抜きで、「心温を一定に保つ」という表題に目を惹かれました。麻雀界の雄で、後進の育成に精を出しておられる桜井章一氏の記事が書かれていました。氏は実業界で活躍するかたわら、麻雀で20年間勝ち続けた人物だそうです。

数々の著書があり、その中のひとつ『精神力』という本の中で、「人間は、身体に“体温”があるように、心にも“心温”があって、心温を適温に保つことが大切である」と説いておられます。

~「人間は欲にかられたり、恐怖心におびえると、心温が上がったり下がったりする。自然界が晴れたり、曇ったり、雨が降ったりするように、人間の心も常に変化を続けている。そこに気がつけば対処もできるけれど、気がつかないでいると、心が乱れ精神のバランスも崩れていく。その崩れはどこからくるか?麻雀においてはごまかそうとする心・・・つまり安い手のふりをしたり、引っかけ手を使ったり、人をダマして上がっているうちは絶対に強くなれない。必ず心が動揺し、ツキの流れから遠ざかる。他人や自分をごまかしているうちはダメなんだよ」~

適温とは「心のあり方と心の置き方」・・・その両面であると解釈しました。経済が益々厳しさを増している現在、我々経営者は全神経を集中させ、日々経営のハンドル操作をしています。そのような状況の今こそ、適温の自分を中心に据えて、ものごとにふりまわされることなく、安定した対応を心がけたいものです。

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2010年1月19日 (火)

20年ぶりの研修

先週、20年前に受けた研修を再度受けてきました。その研修というのは、日本創造教育研究所が主催する「可能思考研修」です。基礎コース(SA)、変革コース(SC)、実践コース(PSV)といった3ステップに分かれています。この4月から、その上級コース(TT)に行くため、今回は復習のつもりで、まず基礎コースに参加しました。

20年の歳月は本当に長いものです。若い頃と同じ内容なのに学びが違いました。大きいのです。深いのです。経験が20年分増えたから?・・・年をとった分、感受性が豊かになったから?・・・それとも単に2度目だからでしょうか?(^^ゞ

20年前、私はある大きな問題をかかえていました。この研修をスタートに、その後8年間学び続けました。その甲斐あって、なんとか障害を乗り越えることができました。その後は会社も順調に成長していきましたが、忙しさのあまり研修をやめてしまいました。

そしてこの2年・・・とても多くのことに悩まされてきました。学ぶことをやめて12年・・・その代償は小さくありません。しかし今回の受講を通して、その根本原因がわかり、解決の糸口も見えてきました。「100年に一度の大不況」といわれる時代ですが、将来への明るい希望も感じています。

2010年を「勉強の年」と位置づけ、1年間大いに学ぶ予定です。そして2年後には、お客様、取引先様、当社社員から期待される会社に必ずなります。そして以前にも増して、素晴らしい会社に!、素適な人生に!・・・どうかよろしくお願いいたします。

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2010年1月 8日 (金)

社内にマッキンリー!

5日の新年朝礼のスピーチで、N君がNHKテレビの「7サミット」の話をしました。なんと~「私も北米・マッキンリーと南米・アコンカグアに登ったことがある」と、簡単に言うではありませんか?もう~驚きでした!(当社にそんな凄い登山家がいたなんて!)

彼は若い頃、冒険家の故植村直己氏のチームに所属していたんだそうです。そこで、日本の100名山は言うに及ばず、海外のマッキンリー、アコンカグア、フィッツロイ、ロッキー山脈など、数々の山を登ったそうです。昔からアウトドア派で、アラスカやアフリカの話は聞いていたんですが・・・

そこでさっそく登山について聞きました。「今の季節は?」・・「雪山は登山道と違うところを歩ける分、他の季節では味わえない醍醐味があるんですよ」・・「なるほど・・・いいねぇ」

次回は「雪の富士写ヶ岳」に挑戦します。この冬なかなか面白くなりそうです。

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2010年1月 5日 (火)

新年挨拶 2010

今朝、全社員が加賀本社に集まり、2010年の新年朝礼を行いました。年頭の挨拶として次のように述べました。

「今年は一段と厳しくなります。その中で、私自身のテーマは『迷わない。焦らない』です。そして会社に絶対に必要なことが『商品力と人間力』です。誰もが欲しがる商品であること、誰にも喜ばれる人間力をもつこと、当然サービスも含まれます。より筋肉質の組織にして、時代に立ち向かっていきましょう」

この1年、大いに悩んだ分、先の見通しがついてきました。気持ちも落ち着いています。2010年は「よく学び、よく動く」・・・やる気満々の社員たちと、そんな年にしたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

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2010年1月 4日 (月)

登り初め

2010年、あけましておめでとうございます。今年は「あせらず落ち着いて」をテーマに頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

今日は久しぶりに、青空が覗く穏やかな日になりました。さっそく「登り初め」として奥獅子吼山へ向かいました。杉林の登山道は4日間降り続いた新雪に埋もれています。その中を一歩一歩、雪の感触を確かめながら登ります。初めて使った「カンジキ」はとても快適でした。

晴れているのに、枝に積もった雪が解けるため、まるで雨の中を歩くようでした。それでも木々の間から見える青空が美しく、気分はいたって爽やかです。雪の山は本当に静かです。水の滴る音、たまに雪がこぼれる音、そして私の足音だけ・・・これまで雪の降らない地域が羨ましかったのですが、その考えも今日で変わりました。

ちょうど今夜、NHKテレビで「7サミット~極限への挑戦」が放映されました。世界7大陸の最高峰を、過酷な単独登頂を続ける若きアルピニスト、栗城史多氏のドキュメントです。ニート時代に「自分さがし」のため、山登りをしたことがきっかけでした。現在、彼のブログが世界の若者たちに「生きる勇気」を与えているそうです。とても素晴らしいですね。

明日は「仕事始め」です。しっかり休養をとりました。はりきってスタートしましょう!\(^o^)/

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