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2009年12月 6日 (日)

NHKドラマ「坂の上の雲」

父が晩年、たいそう絶賛していた小説「坂の上の雲」、司馬遼太郎氏が「明治という時代に立ち向かった青春群像」を渾身の力で書き上げられた物語です。私がその小説と出会ったのは、父が亡くなって5年経ってからでした。想像以上に大きな感動に浸り、改めて司馬遼太郎氏の偉大さに敬意を覚えた次第です。

そして数年前、「坂の上の雲がNHK大河ドラマになる」という情報を知りました。「えっ、あの小説が本当にテレビドラマになるの?中国・満州での数々の陸上戦、203高地の戦い、日本海海戦など、実際に映像にできるのだろうか?製作費も莫大だ。しかしもし実現したら、きっと世界に誇るドラマになるだろう」というのが率直な印象でした。

そしていよいよ先週からドラマが始まりました。「21世紀スペシャル大河ドラマ」という位置付けです。日曜日の夜8時から9時半までの90分間、それも今年は第一部(全5回)で来年に第二部、そして再来年に第三部という3年越しの放映です。一気に見れないのが残念ですが、実際に撮影自体が来年までかかるようです。

エグゼクティブ・プロデューサーの西村与志木氏の言葉です。「『坂の上の雲』が世に出てから40年近い歳月が流れました。そして、今でもこの作品の輝きは変わっていません。いや、むしろ現代の状況が、もっとこの作品をしっかり読み解くことを、要求しているのではないでしょうか」と。

私もまったく同感です。世界における日本の現状を考えると、将来に不安を覚えない人はいないでしょう。この小説には、明治の日本がどのような価値観や精神をもって、国の近代化に取り組んだのか・・・そして小国日本が国の存亡をかけて、大国ロシアに挑んだ苦悩と奮闘の姿が、生き生きと描かれています。ドラマの放映によって、ひとりでも多くの日本人に「生きる勇気」が与えられれば・・・と期待するところです。

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コメント

重ねてコメントありがとうございます。歴史に興味をもっておられることも嬉しく思います。

「温故知新」の言葉どおり、歴史に教えられることは多いです。学校の授業では史実の流れが中心で、その奥の人間模様はほとんど知らなかったですから。

いい「本」や「ドラマ」との出逢いは、本当に素晴らしいです!またご紹介くださいね~(^_-)

投稿: 黒田です | 2009年12月13日 (日) 00時35分

坂の上の雲、私も毎週見ております。

明治という時代を生きた若ものたち
興味深い内容です。

平成を生きる自分たちにも「志」の
ヒントになると思います。

篤姫、天地人、坂の上の雲とはまって
おります。^-^

投稿: マーガりん | 2009年12月12日 (土) 12時39分

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