先日書店で『ありがとうは魔法の言葉』という本を見つけました。小林正観氏、斎藤一人氏、五日市剛氏と同じように、「ありがとうで人生がうまくいく」ことが書かれています。ただ著者の佐藤富雄氏は医学博士でもあり、言葉が脳に与える影響から分析しているところが面白いです。本の中で、ポイントを3つだけ紹介させていただきます。
~人間は、梅干しのことを想像しただけで唾液が出てきます。そのように、思考脳で生まれた「想像や言葉」が自律神経に影響します。さらに自律神経は、どんなことも自分に起きていると判断します。「素晴らしいね」と人を誉めると自分が素晴らしい人間になる、反対に怒ってばかりいると自分がダメ人間になっていく・・・良い言葉が、良い自分をつくり良い人生をつくっていくのです。
~もし幸せになりたかったら愛と感謝を貯えなさい。そうすればあなたの人生は根底から幸せなものになっていきます。放っておいても次々と望みが叶っていきます。愛と感謝を貯える方法は「ありがとう」と口に出すことです。口にした言葉が脳にフィードバックされ、愛と感謝の意識が作られていきます。この世で「ありがとう貯金」ほど高い利回りはないですよ。
~感情脳で起こる反応は、瞬時に脳全体へ広がります。「嬉しい、楽しい、幸せ」と感じていたら、思考脳も自律神経も活発になります。逆に「怒り、恐れ、悲しみ」を感ずると、脳全体の活動が一気に低下します。人生の中では、立て続けにトラブルに見舞われることがあります。そんなとき「これくらい大丈夫」というメッセージを送ると、脳は勝手に問題解決の糸口を探し出します。「ありがとう」の言葉で負の連鎖を断ち切る習慣を、感情脳に植え付けることが大事なのです。
いかがでしょうか?・・・佐藤氏は「感情脳を育てるために運動がいい」と、ウォーキングを勧めておられます。氏のセミナーに参加して、毎朝、感謝の言葉を言いながら歩いている方の文章も載っていました。今日は久しぶりに雪の鞍掛山に登りました。空、大地、雪、木々などに感謝しながら登った後は、より気分がさわやかに感じました。来年は感謝三昧の年にしたいものです。
最近のコメント