マンションリノベーションの視察
7年前からマンションリノベーションを手掛けておられる、某会社の物件視察に参加しました。外部のリノベーションを1件、部屋のリノベーションを3件の合計4件です。感想は「素晴らしい!」のひと言でした。
賃貸マンションは外観の第一印象がとても大事です。築31年経ったマンションですが。今風のモダンデザインに模様替えされていました。また新たに設けられた自動扉付のエントランスも、人気の秘訣でした。
部屋のリノベーションは、元々の2DKを広い1LDKに改造されたものです。LDKだけで20帖以上ある物件もありました。まるで戸建住宅並みです。椅子に座って部屋をながめていると、どんどんイメージが広がってきました。まさに「コストを押さえながらも、夢のある素敵な部屋に生まれ返らせる」・・・リノベーションの真髄がよく伝わってきました。
どの部屋もなぜかヨーロッパの香りがしています。デザイン自体がそれを意識している・・・ということもありますが、実際にヨーロッパの何十年も経った家と似た感覚を覚えました。普通に綺麗な新築マンションにはない、心を楽しませてくれる味わいのある空間・・・といった感じでしょうか?
リノベーションは基本的に1世帯から行います。これまでは一様に「□□マンション」という言い方をしていましたが、リノベーションでは「○○マンションの△△の部屋」と呼ばれるようになるでしょう。マンションの中の「オンリーワンの部屋づくり」です。とても夢のある仕事ですよね!(^_-)-☆
今回の視察を通し、この考え方は戸建住宅にも運用できると思いました。日本の住宅事情がストックの時代に入って久しい現代・・・されど欧米先進国に比べると、極端に短い建替え年数・・・先達がつくって来られた貴重な社会資源を、私たちがしっかりと受け継いでいかなければ・・・社会的使命を改めて強く感じた一日でした。
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