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2009年9月13日 (日)

感謝について

小林正観さんは「幸せな人とはすべてのことに感謝できる人」と本に書いています。斎藤一人さんは、幸せになる方法として「何も変えない。何も望まない。ひたすら感謝と天国言葉」と言ってます。社長になって10年・・・振り返ってみると、よくない事態の原因は「感謝」の忘れだったように感じます。

では人はどんなときに感謝を忘れるのでしょうか?当たり前ですが、怒っている、イライラ、忙しい、傲慢になっている・・・などですね。でも実は、不安、弱気、心配、寂しい・・・などもそうなのです。だから、いつもにこやかに、穏やかな心でいることが大事なんですね。

そこで意識的に行動するようにしたところ、以前に読んだ「ある話」を思い出しました。「プチ紳士を探せ」というサイトの「いい話・第95話」です。紹介させていただきます。
 
~先日、こんな光景に出くわしました。
コンビニのレジにて、小学校ぐらいの男の子が百円玉を持っている様子。手には百円プラス消費税のお菓子。お金を渡そうとすると、レジのお姉さんから「少し足らんよ」と言われました。
後ろにいた私は、プチ紳士を気取る半面と、やりとりが長くなって待つのがいやな反面。足りない分を出してあげようか・・と考え始めました。
すると男の子は、すんなり持っていたお菓子をあきらめ、別のお菓子を二つ手に取り、「これは買える?」と訊きました。「はい」とお姉さん。
少しのお釣りを受け取ると,その男の子はどうしたでしょう?背伸びをし、手を思いっきり伸ばして、もらったばかりのおつりを、すべてレジ横の募金箱に入れました。レジのお姉さんへの「ありがとう!」の言葉も忘れずに。
直後の私も、おつりを入れずにはいられませんでした。人生、いろいろな人から教えられます。この男の子は、大事なことを実践で教えてくれました。そんな幼い紳士に「ありがとう」~

時間にすれば3分ぐらいの出来事でしょうか?この短い文章の中に、たくさんの「感謝」が見られます。まさに心に残る素敵な贈り物です。どうもありがとうございます。

注)天国言葉:ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、しあわせ、ありがとう、ゆるします

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