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2009年9月23日 (水)

生きかたの作法~秋庭道博氏

社会的不安や心配事をもちながらも、いかにして「日々を心穏やかに生きるか?」という問いに対して書かれた本です。私の年代より上の方を対象にしている気がします。

内容は、感謝を忘れないで生きる、陰徳あれば陽報あり、人と共存共栄する生き方、やさしくやさしく考える、己(おのれ)に克つ生き方、思いを実現させる生き方、学ぶことを忘れないで生きる・・・など多岐にわたっています。それらを意識することによって、視野がひろがり、新しい発見があり、人に対してやさしくなり、「日々是好日」という心で人生を送る・・・といったものです。文章がやさしいので素直に入ってきます。

ひとつ面白い考え方がありました。~「論語に『吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。七十にして心の欲する所に従いて矩を超えず』とある。その時代は人生50年・・・でも今は人生80年・・・とすると、『25で学問に志し、48に独立し、64であれこれ迷わず、80で天の定めを知り、96で人の言葉を素直に聞き、102になって思うまま振る舞っても道をはずれない』ということになる」と。いかがでしょうか?

「あとがき」では次のように書かれていました。~アメリカの詩人、ウォルト・ホイットマンの「寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」・・・そのように、人は苦しみや悲しみを体験することで、人からの親切や、情けや、心づかいに感謝する心が育っていく。「心穏やかな人生」は天から与えられるものではなく、人生の中でみずから獲得していくものだ~と。

現在52歳、文章からすると独立してまだ浅い青二才の年頃・・・今ここで自分自身を深くかえりみて、あせることなく最初から学び始める・・・ちょうどいい時期にめぐり会えた本でした。

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