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2009年9月26日 (土)

メッセージカード

給与明細に入れる社員さんへのメッセージカード・・・しばらく止まっていましたが、また今月から再スタートしました。ただ今回からはふたつのことを変えました。ひとつは、先月より毎日全員の日報をみていること、もうひとつはできるだけ文章を丁寧に書くことです。字がうまくないのでせめて・・・^^;

ひとりひとり、書きたいことがたくさんありました。でも紙のスペースは限られています。そこに伝えたい思いをまとめることとなると、実際かなり大変でした。今回のメッセージを通して、改めて私自身が多くのことを学ばさせていただきました。素敵な社長と素晴らしい会社を目指します。

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2009年9月23日 (水)

生きかたの作法~秋庭道博氏

社会的不安や心配事をもちながらも、いかにして「日々を心穏やかに生きるか?」という問いに対して書かれた本です。私の年代より上の方を対象にしている気がします。

内容は、感謝を忘れないで生きる、陰徳あれば陽報あり、人と共存共栄する生き方、やさしくやさしく考える、己(おのれ)に克つ生き方、思いを実現させる生き方、学ぶことを忘れないで生きる・・・など多岐にわたっています。それらを意識することによって、視野がひろがり、新しい発見があり、人に対してやさしくなり、「日々是好日」という心で人生を送る・・・といったものです。文章がやさしいので素直に入ってきます。

ひとつ面白い考え方がありました。~「論語に『吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。七十にして心の欲する所に従いて矩を超えず』とある。その時代は人生50年・・・でも今は人生80年・・・とすると、『25で学問に志し、48に独立し、64であれこれ迷わず、80で天の定めを知り、96で人の言葉を素直に聞き、102になって思うまま振る舞っても道をはずれない』ということになる」と。いかがでしょうか?

「あとがき」では次のように書かれていました。~アメリカの詩人、ウォルト・ホイットマンの「寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」・・・そのように、人は苦しみや悲しみを体験することで、人からの親切や、情けや、心づかいに感謝する心が育っていく。「心穏やかな人生」は天から与えられるものではなく、人生の中でみずから獲得していくものだ~と。

現在52歳、文章からすると独立してまだ浅い青二才の年頃・・・今ここで自分自身を深くかえりみて、あせることなく最初から学び始める・・・ちょうどいい時期にめぐり会えた本でした。

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2009年9月21日 (月)

アンシン建設工業・企業視察

7月に掲載したアンシン建設工業さんへ、若い社員たちと共に企業視察をしてきました。豊田市の西側・・・お話されてた通り、農地が広がる静かなところでした。会社に着くと、多くの社員さんが笑顔で元気に迎えてくれました。

お昼は参加者たちが社員食堂に集まって、例の300円の食事をいただきました。メニューは紅鮭のホイル包み焼きと栗ごはん、うわさ通りの美味しさです。食べ終わってから、これまでの昼食の写真を拝見しました。驚くくらいたくさんの日替わり料理が映っていました。(もしかして食堂の方が簡単??)

そして午後から見学が始まりました。まずは社内のショールーム、事務所、加工場です。25人ほどの事務所には、社長の机もちゃんと並んでいました。続いて工事中の現場を2カ所・・・うわさ通りの綺麗さです。職人さんたちがいつも掃除機をかけているとのこと。最後がモデルハウスです。新築戸建とリフォーム提案(2棟)・・・大正ロマンをコンセプトにゆとりの空間、時間がゆっくりと流れていました。

そのあとは、社長と各部の社員のお話です。社長さんはこれまでの会社の経緯を、そして社員さんからは自分たちの仕事と、アンシン建設に対する感想などを話されました。感想の内容は、社長が好き、部署に垣根がない、誰にでも相談しやすい、みんな仲がいい、何事にも一致団結するなどなど・・・素晴らしい社風ですね。

原田社長に初めてお会いした印象は、「ニコニコして静かでやさしさがにじみ出ている」、そんな感じの方でした。その日もまったく同じです。事務所や食堂で社員さんと一緒にいて、お客様のこと、社員さんのことをいつも気づかっている、何かあったらすぐに対応してくれる・・・そんな後姿をみんなが見ているんですね。当社は事業所が9拠点あるので同じようにはいきませんが、原田社長の姿勢を見習うことはできると思います。

帰りの車の中でみんなに相談しました。「もし10年後に、他の人から『黒田社長はどんな人か?』と聞かれたら、みんなは『静かでやさしい人』と答える・・・そんな社長を目指したいが、どうだろうか?」と。残念ながらみんな笑っていました。^^;

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2009年9月19日 (土)

徳川家康の遺訓

NHK大河ドラマ「天地人」が面白くなってきました。いよいよ「天下分目の戦い」に向けて動き出します。ただ私の尊敬する徳川家康が、多少悪役気味に描かれていることが残念です。豊臣方が主役だから仕方ないですね。

家康といえば、かの有名な「遺訓」を残しています。紹介させていただきます。

~人の一生は、重荷を負うて遠き道をゆくが如し。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基。怒りは敵と思へ。勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば、害その身に至る。おのれを責めて人を責むるな。及ばざるは過ぎたるより優れり~

難しい時代を経営する私たちにとって、自分自身を振り返るのにとてもいい教えだと思います。あわてず、おごらず、ふりまわされず・・・人間としての土台、根っこの部分を、今こそ強くしていきたいものです。

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2009年9月16日 (水)

「動と静」について

人にバイオリズムがあるように、「相反するものが二つでひとつ」という関係がいくつも存在します。例えば、表と裏、陰と陽、明と暗、白と黒、善と悪・・・などです。今回は「動と静」について書きたいと思います。

自己啓発セミナーなどに参加すると、とかく行動することの大切さを教えられます。すなわち「動」です。「チャンスの神は前髪しかない」と、まず動くことを奨励されます。私も30代からずっとそのように信じ、ほとんど止まることを知りませんでした。そしてその結果は?・・・実は成功ばかりではなかったのです。

振り返って考えると、欠けていたものは、すなわち「動と静のバランス」でした。(あのときもっと冷静に判断していたら・・・)とか(もっと深く熟考していれば・・・)など、少なからず思い当たる訳です。

多くの反省の元、今は「静」を感じながら行動しています。また考えを組み立てていくときにも、客観的な見直しを加えるようにしています。でも結構難しいものですね。もうひとつは「静か」です。心がカッカすると、言葉や表情も険しくなりますよね。それでできるだけ心を静かに保つように・・・

宮沢賢治氏の「雨ニモマケズ」の一節、「欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている」・・・改めて詩(うた)の深さに感動します。もしかして、いつも笑顔でいることこそが、バランスを保つ秘訣なのかもしれません。

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2009年9月13日 (日)

感謝について

小林正観さんは「幸せな人とはすべてのことに感謝できる人」と本に書いています。斎藤一人さんは、幸せになる方法として「何も変えない。何も望まない。ひたすら感謝と天国言葉」と言ってます。社長になって10年・・・振り返ってみると、よくない事態の原因は「感謝」の忘れだったように感じます。

では人はどんなときに感謝を忘れるのでしょうか?当たり前ですが、怒っている、イライラ、忙しい、傲慢になっている・・・などですね。でも実は、不安、弱気、心配、寂しい・・・などもそうなのです。だから、いつもにこやかに、穏やかな心でいることが大事なんですね。

そこで意識的に行動するようにしたところ、以前に読んだ「ある話」を思い出しました。「プチ紳士を探せ」というサイトの「いい話・第95話」です。紹介させていただきます。
 
~先日、こんな光景に出くわしました。
コンビニのレジにて、小学校ぐらいの男の子が百円玉を持っている様子。手には百円プラス消費税のお菓子。お金を渡そうとすると、レジのお姉さんから「少し足らんよ」と言われました。
後ろにいた私は、プチ紳士を気取る半面と、やりとりが長くなって待つのがいやな反面。足りない分を出してあげようか・・と考え始めました。
すると男の子は、すんなり持っていたお菓子をあきらめ、別のお菓子を二つ手に取り、「これは買える?」と訊きました。「はい」とお姉さん。
少しのお釣りを受け取ると,その男の子はどうしたでしょう?背伸びをし、手を思いっきり伸ばして、もらったばかりのおつりを、すべてレジ横の募金箱に入れました。レジのお姉さんへの「ありがとう!」の言葉も忘れずに。
直後の私も、おつりを入れずにはいられませんでした。人生、いろいろな人から教えられます。この男の子は、大事なことを実践で教えてくれました。そんな幼い紳士に「ありがとう」~

時間にすれば3分ぐらいの出来事でしょうか?この短い文章の中に、たくさんの「感謝」が見られます。まさに心に残る素敵な贈り物です。どうもありがとうございます。

注)天国言葉:ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、しあわせ、ありがとう、ゆるします

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2009年9月12日 (土)

個人が選ばれる時代?

先日、愛知県で住宅会社を経営されてる方のお話を聞きました。その会社は社長さんと社員さんの二人だけです。それで年間12~3棟されておられますからご立派です。最も興味を惹いたのが「見学会チラシ」でした。建物のカラー写真を数多く載せてあるのが一般的ですが、通常よりも小さめの紙の片面に、筆書きで「自分の住宅への思い」をびっしりと書かれていました。

社長さんの言葉です。「見学会では建物を自由に観ていただきます。私は家の外にいて、聞かれたことだけお答えします。来場カードは書いてもらいますが、その後の訪問は一切しません。見学会、チラシ、ホームページ、ブログ、定期ニュースなど、すべてが当社と私をお客様に知っていただくためのものです。情報を重ねることで、私という人間をより理解していただきます。その上で当社を気に入っていただいた方が、私たちのお客様です。絶対に無理はいたしません」ということでした。

斎藤一人さんも「また来ていただく商売」を説いておられます。今は誰もがたくさんの情報を集めることができます。ホームページで商品や会社を公開するだけでなく、個々人の人生観から社会観まで伝えていく、すなわち、お客様から選んでいただくのは組織ではなく個人?・・・そんな時代が来ていると、強く感じたお話でした。

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2009年9月 5日 (土)

サイクルベースあさひ・下田社長の講演会

いくつかの講演会に参加してみて、「好調な会社には3つの共通点がある」ことを実感しました。①自社の『売りもの』がはっきりしていて、お客様にもよくみえる、②お客様の要望と期待にしっかりと応えている、③自社の社員を自慢とし、とても大事にしている・・・以上です。先日この10年急成長されておられる、サイクルベースあさひの下田社長の講演を聴きました。現在、全国に200の自転車店舗を展開されておられます。

下田氏は高校を卒業後、オモチャ問屋で修業されました。22歳で独立し、門真市の駅前でオモチャ店を開店しました。大阪万博が開かれた年です。周辺は若い世代が住む住宅地で、当初はよく売れましたが、2年後にダイエーが近くにできて、とたんに売れ行きが落ちました。「お客様をじっと待つ状況が3年間続いた。やる気はあってもどうしていいかわからない。お客さんが来てくれない、自分の存在感がない、本当に辛かった」そうです。

悩みぬいた末に考えたのが自転車の商売でした。親切には自信があったので、試乗しての細かな調整、パンク修理など、1件1件の丁寧な応対で、お店は徐々に繁盛していきました。7年経って、巨大ニュータウンの千里にお店を移しましたが、競争が激しくとたんに安売り競争に巻き込まれました。「このまま競争を続けても勝てない。ならばプロショップに!」という一大決心をされました。

ロードレース用、マウンテンバイクなどの専門店です。「いちからの勉強だった。昼はお客様から学び、夜は専門書を読む・・・そんな毎日だった」とのことです。そのうち自転車の愛好家たちから「あさひは居心地のいいお店」という評判が立ち、お客様がどんどん増えていきました。10年後には、たった16坪のお店で、2億5000万円もの売り上げになっていたほどです。

ちょうどその頃、ホームセンターで大量の自転車が、安価に売り出され始めました。下田社長の「自転車は売ってそれっきり・・・という商品じゃない。乗る人の安心・安全のためにも、きちんとした品質の商品を売り、そのあとも正しい調整がいる。自転車は『環境に良く健康で安全な乗り物』という意識をもってもらいたい」という信念から、また新たな挑戦が始まりました。

再出発は100坪のお店からです。郊外の国道沿い、駐車場を完備、本格スポーツ車からママ・チャリまでの品揃え、そしてどんな要望にも親切な対応・・・早い段階から反響を呼び、お客様の手応えも十分で、毎年1店舗ずつ増やしていきました。バブルが崩壊し、大卒社員も加わるようになりました。下田社長は仕事が終わった夜、「将来はどんな会社にしていこうか?どんな仕事をしていこうか?」と、毎晩スタッフたちと語りあったそうです。そこでの話し合いがきっかけとなり、2004年にはジャスダックに上場されました。

下田社長は最後に次のように話されました。「私は商売を儲かる・儲からないで判断しない。お客様にとって正しいか・正しくないかで判断する。それらをどうやって実行していくか?・・・それが『仕事』というものである」と。若い頃、お客が来てくれなかった辛さを決して忘れることなく、経営の本質をしっかりと見極め、61歳になられた今も熱く夢を語る・・・その姿に本物の経営者像をみました。

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