7つの習慣
10年前に買ったスティーブン・R・コヴィー氏著の「7つの習慣」、年末に思うところがあってまた読み返しました。実は今回で3度目になります。とても奥が深くて1度や2度では理解できない・・・大変素晴らしい内容であると改めて認識した次第です。
この本では「パラダイム」という言葉が随所に出てきます。その人の概念的な枠組みと表現しましょうか?・・・まず原則として「人はそれぞれ違ったパラダイムを持っている」という考え方です。そのような人間の集団社会において、「真の成功」をつかむために、どのような「習慣」が必要か?・・・ということについて書かれています。
簡単に要約すると、「依存状態」から「自立」をして、最後は理想的な「相互依存状態」に至る・・・というものです。そのために~
第1の習慣:自分自身を客観視できる主体性を身につける。
第2の習慣:己の信念や価値観の元、確固たる基盤をつくり、自分自身を不動のポジションにおく。
第3の習慣:自己管理に基づく自由な意思の力で成長を続ける。
第4の習慣:人間関係において常にWin・Win(共に勝つ)を考える。
第5の習慣:まず相手の立場に立って相手のパラダイムを理解すること。その後で自分も理解される。
第6の習慣:お互いの相違点に価値をおき、尊重し合い、強みを伸ばし、弱さを補完する。相乗効果の本質である。
第7の習慣:肉体・精神・知性・情緒・それぞれの側面から、自分自身の再新再生を限りなく続ける。
~以上の順番で書いてあります。まとめると固い表現になりますが、本では実例と説明文が書かれていますので、いくぶん分かりやすいです。
個人から社会生活まで心理学を含めた広い内容なので、書いてある本質を理解する深さは様々だと思います。事実、私自身10年前と4年前、そして今回とでは、理解した内容に大きな差がありました。481ページにわたってたくさんのラインも入りました。ぜひ生涯の参考書として、これからも読み続けたいと思います。
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