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2008年10月22日 (水)

ひと言の思いやり(1)

最近、特に「言葉の大切さ」を感じています。「言葉・ことだま」とも言われます。ことだま(言霊)を調べると、「言葉に宿ると信じられた霊的な力」(ウィキペディア)と出てきます。間違いなく、言葉は大きな力をもっています。

先日、金平敬之助氏の「ひと言の思いやり」~人生が豊かになる100の話~(PHP研究所)を読みました。その中に、「人の心を傷つける言葉がある。江戸の人々は、それを『刺し言葉』と呼び、使うことを極端に嫌った。刀の傷は治るけれども、言葉の傷は治らない・・・」と書いてありました。

その反対に、人を幸せにする言葉もたくさんあります。ひと言のおかげで、元気や自信、勇気が出たりします。本のはしがきでは、「ひと言で人は活きる。ひと言で人は沈む。職場や学校、家庭において『ひと言の大切さ』に、もっと気づいてほしい」と書かれていました。

たくさんの内容から、特に印象に残ったところを5つ紹介させていただきます。

1.黒柳徹子さんのお母さん、黒柳朝(ちょう)さんの言葉・・・「すてきなものは、みんなタダなの。笑顔も優しい心も・・・」
2.かの有名なGE元会長のジャック・ウェルチ氏・・・幼いときからどもるクセがあった。母親の励ましのひと言で、その後どもりを気にすることはなかった。「お前は頭がいいからどもる。お前の頭の回転の速さに追いつく舌など、誰ももっていないよ」
3.起死回生を賭けたレストラン・・・策はお米を高級ブランド米に変えただけ。しかし結果は大きく変わった。社員の働く姿が一変した。店の雰囲気も明るくなった。客足がどんどん伸びた。社長自身が一番驚いた。「働く人は、お客さんに喜ばれるものを出す店で働きたかったのだ」
4.サッカー日本代表前監督のオシム氏がよく口にする言葉があった・・・「勝利して得るよりも、負けて得るほうがはるかに多い」
5.著者の現役時代(生保会社)・・・多い時で1000名以上の社員と職場をともにした。できるだけ多く声をかけたい。短くて、心が入り、公平である、この三つを追求して最後にたどりついた言葉。「元気?」

起こった現実に、いかに対応して、良き方向へもっていくか?・・・ひと言のもつ重要性を、改めて認識いたしました。

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