2008秋の個人面談
「暑さ寒さも彼岸まで・・・」と言われますが、今年も「秋分の日」を堺にめっきり涼しくなってきました。先月の29日には、恒例の「創立63年記念式典」を開催しました。私からは、「世界経済は不安定であっても、当社はお客様の期待にしっかり応えていこう!」と挨拶させていただきました。
そして翌日から昨日までの5日間、恒例の「秋の個人面談」を行いました。これまでに何度も個人面談をしてきましたが、今回の面談はこれまでで最も内容があったと感じています。最初から最後まで、質問形式にしたことがよかったのでしょうか?
先日来、私はある出来事で悩んでいました。たまたま小林正観さんの本を読んでいて、その中に「本当の優しさについて」というくだりがあり、思わず「ドキッ!」とさせられました。そこには、「優しさというのは、大きな力をもっている者が、力の弱い者に対して、その強い力を行使しないこと・・・」と書かれていました。
本には、いじめ・親子・会社といった、それぞれの問題について書いてありましたが、政治や経済、国際情勢にもつながる考え方だと思います。これまでの私は、「正しくあれ」と強く主張するきらいがありました。つまりそれが私の価値観であり、自分の信条としてきました。しかしその前に、私自身の土台に「優しさ」が絶対必要だ・・・ということに気づかされました。
正直なところ、今年の決算はあまり奮いませんでした。しかしほとんどの社員さんから、「来期は頑張ろう!」という強い姿勢が伝わってきました。心から「ありがたい」と思います。ぜひメンバーの期待に応えられるよう、「もっといい社長になろう!さらにいい会社にしていこう!」と決意した次第です。
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