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2008年9月 8日 (月)

そうだったのか!現代史(1)

中東に関する本を読んでいた頃、たまたま本屋さんで目に留まった本があります。池上彰氏著の「そうだったのか!現代史」(集英社文庫)です。本の「はじめに」で次のように書かれています。「多くの世界史の本は、ローマ帝国やビザンチン文化については詳しく説いてあっても、第二次世界大戦後の現代史についての描写はごくわずかです」と。

私も中学・高校と、日本や世界の歴史を学びました。どうも年号を覚えることが嫌いで、「歴史の授業」は最後まで好きになれなかったのです。反対に「地理」は大好きで、地図帳をしょっちゅう眺めていました。日本地図や世界地図を描いたり、県庁や首都を聞かれても、名前と場所はすべてわかったものでした。

高校での地理や歴史を学んでから35年・・・当時にはなかった国がたくさん増えました。また地下資源の産出量、農業や工業の生産量、国民所得など、当時から大きく変化しています。当時、東ヨーロッパのひとつであったユーゴスラビアという国は、現在では6つの共和国に分かれ、またもうひとつ増えそうな状況です。

そのように考えると、まさに地理と歴史は一心同体ですね。地下資源や産業、あるいは民族や宗教などが元になって文化を創り、それらが歴史となっていきます。現に、先日のグルジア紛争にアメリカ軍が介入したのも、カスピ海沿岸に石油資源があるからに他ならないのです。

「歴史に学べ」とよく言われますが、やはり古代史よりも近代史、近代史よりも現代史ですね。アメリカとソ連の冷戦終結後も、アジアや中東、東ヨーロッパなどで、変わらず紛争が繰り返されています。それらが日本経済にも少なからぬ影響を与えています。今こそ世界の現代史ついて勉強するいい機会だと思います。またそれを知った上で政治家の政策論争を聞くと、各人のレベルもよくみえて、結構面白いものです。

*~コソボは旧ユーゴスラビア連邦のセルビアに属する自治州のひとつであったが、2008年2月に独立を宣言しコソボ共和国を名乗っている。2008年8月の時点で独立を承認しているのは、国連加盟192国のうち46国にすぎない~『ウィキペディア(Wikipedia)』より~

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