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2008年8月 6日 (水)

福井県敦賀市の突風事故について

石川県小松市で竜巻らしき突風が起こった同日、福井県敦賀市で「突風により大型テントが飛ばされ10人が死傷」という事故が起きました。気象庁は「突風は竜巻ではなくダウンバーストの可能性が強い」と報告していますが、昨日、敦賀の方からその時の天候状況のことを聞きました。

「27日の午後1時頃、辺りが急に暗くなった。近所の家々も一斉に明かりが点いた。空は真っ黒い雲で覆われていた。気温がどんどん下がっていき、間をおかずして激しい雷雨に襲われた。事故のあった港方面の空はもっと黒かった」・・・さらに「8年前はもっと凄かった。夏なのに雹(ひょう)が降ったくらいだ。真っ黒い雲が空を覆い、続いて雷、そして雹が降り出した。気温が急激に下がった。すぐに凄まじい突風が起こった。それが過ぎ去った跡は、並木が折れ、標識が曲がり、4tトラックが横転、屋根瓦が吹っ飛ぶなど・・・被害は1列に続いていた。あれはきっと竜巻だ」と話していました。

あるニュース記事では、「南からの湿った風が、日本海海上の停滞前線とぶつかって、上昇気流を発生させる積乱雲が生まれた。敦賀の27日の気象は、正午の段階で気温32.7度、曇りで晴れ間ものぞく天気で、南東からの風が吹いていた。しかし、事故直後の午後1時には気温が24.4度まで急降下、雨を伴う北西からの風に変化した。風の強さも風速2.9メートルだったが、約10分で激変。同0時49分には観測開始後、7月として過去最高の最大瞬間風速29.7メートルを記録した」と書いてあります。

さらに現地での生々しい声も載っていました。「突風の直前、子供たちの『竜巻だ!』という叫び声があがった。その直後、突風が吹き、上空からたたきつけるように土砂が降り注いだ。途中から土砂混じりの茶色の雷雨になった。テントをおさえていたら、風で体が浮き上がった。(一緒にいた)娘に、その場で伏せていろと言うので精いっぱい。とても守ってやれる状況ではなかった」と。まさに凄まじい状況です。

これまでは、夏の気候にあまり気を留めませんでした。恐ろしい竜巻やダウンバーストは、急激に発達する黒い積乱雲が関係するようです。今後の危険予知に役立てたいと思います。

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