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2008年7月15日 (火)

真柄建設の破綻について・・・

今月5日、真柄建設の「民事再生申し立て」がありました。あまりにも突然のことでした。5月に「主力銀行から社長が就任し、支援を受けて再建に取り組む」という発表があったばかりです。そして先月27日の株主総会で新社長が誕生した8日後のことです。まさに「事実は小説より奇なり」という感じがします。

真柄建設さんは、創業101年(明治40年創業)の老舗です。東証、大証一部上場で、石川県内建設業のトップです。売上高844億円、社員数538人、東京、大阪、名古屋、九州に支店を置く全国企業です。石川県内の主要な工事を、かなり多く手がけておられます。若い頃の私には憧れの建設会社でした。

当事者や関係者の方々のご苦労を考えますと、本当に心が痛みます。また同じ業界として「連鎖倒産」を心配しましたが、銀行や行政が懸命になっているので、なんとか支えられるのでは・・・と期待するところです。真柄建設さんにおかれては、これからが正念場です。将来、お客様や取引業者様から「よく頑張った」と言われるように、奮起奮闘してほしいと思います。

20年前、ある講演会で「建設業界が半分以下になる・・・」という話を聞きました。15年前から「このままではいけない・・・」と思うようになり、社内改革を進めてきました。当時は自社の強みを、「ひと部屋からビルまで・・・建築に関わるすべてのことができる」と考えていました。あるコンサルタントから「あなたの会社は他の建設会社と、どこが違いますか?特色は何ですか?」と聞かれ、「ドキッ!」としたことを覚えています。その時から「自社の商品と特色づくり」を模索し始めた訳です。

建設業界は海外に学ぶ点が多いですし、改善しなければならないところも無数にあります。仕事を通じて、お客様や社会から謙虚に学ぶ・・・会社の理念、社員の意識、経営戦略を明確にする・・・理想に向かって、日々改良改善を続ける・・・そうやってなんとか、暗くなった建設業界を元気にしていきたいものです。微力ですが頑張ります。

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コメント

業界は、この話題で持ちきりですね。

資材商社も過敏に反応しているようで、間接的に影響が来そうです。

業界全体への悪影響が懸念されます。

投稿: いしかもめ | 2008年7月16日 (水) 14時20分

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