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2008年3月31日 (月)

落成式

先週末、加賀市の南郷地区会館の新装落成式が開催されました。当社が工事を受注しこの度完成したものです。私は施工業者の代表として「お礼の挨拶」をさせていただきましたが、当社が父の代で新築に携わり、続いて私の代でリニューアルを手がける・・・まさに感無量の面持ちでした。

この建物は各小学校区に造られた地区会館(公民館)です。22年前の昭和61年3月に竣工して以来、カルチャーや地域活動に大いに活用されてきました。時代が変化し、利用の仕方も変わり、設備や間取りに不都合が生じ、この度の改装に至りました。設計に当たっては、小学生から高齢者まで幅広く意見を聞いたそうです。とても素晴らしい建物に生まれ変わりました。

ヨーロッパでは木造、石造、鉄筋コンクリート造・・・どれも100年以上、建物を使うことが普通です。壊さずに生かす、年を経てよりいい建物にしていく・・・例えば、築150年経った家のキッチンや冷暖房設備は最新鋭です。不要になった穀物サイロでさえも、改装してオフィスに作り変えています。有名なコペンハーゲン駅も外断熱の改修をしています。

日本も高度経済成長期にたくさんの建物が建設されました。現在は建物ストックの時代です。死にそうになっている建物は「壊すことより生き返らせること」を考えるべきだと思います。業界用語では「建物再生」です。今回は行政の施設でしたが、一般住宅から大型建築まですべて、欧米を見習わなければ・・・と実感します。

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2008年3月29日 (土)

送別会

昨夜は退職するひとりの社員さんの送別会に参加しました。彼は高校を卒業して当社に入社し、これまで10年間働いてきました。最初の7年間は工事の担当として、そして次の3年間は営業を担当していただきました。仕事のエリアも加賀から始まり、福井、敦賀、金沢・・・と広範囲です。

この度の退社は、お父さんの会社に戻り、一緒に事業を拡大していくためです。同じ建築業ですから、当社での工事と営業両面の経験が、将来ともに生きていくであろう・・・そのことを大変嬉しく思います。また今後お互いの取引も生まれることでしょう。末永く良い関係でいたいものです。

私は新卒の社員さんには、常々次のことをお話します。「君たちには将来3つの道がある。10年後、あるいは15年後かもしれない。独立をして小さくとも一国一城の主(あるじ)となる、クロダハウスの幹部となってより大きなステージで活躍する、もしくは全国に名のとどろく一流企業に転職する・・・この3つである。どれも素晴らしいことだと思う。しかし現実には、転職する人はなぜか当社より小さな会社に移っている。非常に残念なことだ」と。

その意味で今回の送別会は本当に格別でした。今後の彼の大いなる活躍を楽しみにしています。

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2008年3月28日 (金)

新入社員登場

今年も新しい社員さんが6名増えました。今週月曜日に入社式が行われ、今日で社会人としての「マナー研修」が終了しました。私は研修最後の「3分間スピーチ」に参加しましたが、全員の熱い思いがしっかりと伝わってきました。「初心忘れるべからず」・・・今の純粋な気持ちをずっと持ち続けてほしいものです。

これから福井、金沢、富山へと配属になり、いよいよ各部署における実務研修が始まっていきます。男女各3名で営業・設計・工事それぞれがいます。今年は2年目の先輩がたくさんいるので、彼らも安心して学んでいけると思います。これから先が本当に楽しみです。

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運命の講演会

~まず初めに、私のブログが2月16日から40日間も空いてしまったことを、深くお詫びいたします~

今月51歳になりました。社長に就任したのが平成11年5月ですから、やがて9年が経とうとしています。これまで会社は順調な成長を続けてきました。昨年の後半あたりから世の中が厳しくなってきましたが、当社も例外なく成長にブレーキがかかりました。社長になって初めて「孤独」というものを味わいました。実に大きな試練です。

先日、ある地元優良企業の経営者のお話を聞く機会を得ました。まさに「運命の講演会」です。最後は涙に濡れました。気分が相当滅入っている反面、心は謙虚に澄んでいました。砂浜に海水が浸み込むように、講演の内容が自分の中にどんどん注ぎ込まれていきました。

講演で特に印象的だったお話です。「事業経営には業種や景気は関係ない。98%が社長の心で決まる」・・・「経営とは絶対にゆらがないトップの理念と使命感、そして理想に向かう情熱の大きさである」・・・さらに「逆境こそが経営者をつくる。大いなる変革のチャンスである」・・・と。講演された方は売上高が30数億円に対して、30億円近い資本金を持つ会社の社長です。これほど安定した会社なのに「日々の経営はまるで薄氷の上を歩くようなものだ」と話しておられました。

この講演は私にたくさんのプレゼントをくれました。「黒田君、おめでとう!君もいよいよ一人前の社長になるんだね!」・・・そのように言ってくれたような気がします。

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