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2007年6月22日 (金)

目に見えないネットワーク

先日、スウェーデンハウス金沢モデルハウスに、千葉県でスウェーデンハウスにお住まいの方が来場されました。その方は仕事で金沢においでになり、モデルハウスの看板を見て「金沢にもスウェーデンハウスがある!」と思わず立ち寄られたそうです。そして「私もスウェーデンハウスバカなんですよ」とおっしゃってたとのこと・・・お相手したのはこの春入社したばかりの新人女性だったのですがとても喜んでいました。

当社には現在スウェーデンハウスだけで300棟近いオーナー様がいらっしゃいます。全国では2万棟を超えるオーナー様がいらっしゃいます。不思議とスウェーデンハウスには「そこに住んでいるだけで心が通じ合う」という素敵な魅力があります。その意味で「スウェーデンハウスバカ」という言葉に「喜び」とか「豊かさ」を感じます。全国の顔も名前も知らない方々とのネットワーク、目には見えないけれどどこかで繋がっている・・・そんな感動を覚えた出来事でした。

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時代の変遷

ある建設会社が破産したという話を聞きました。昔はよく交流した方々だったので大きな驚きと寂しさを覚えました。そのとき、私が20代半ばの頃父から聞いた言葉を思い出しました。ある日新聞の広告欄を見ていたら「今は建設会社の広告がほとんどやろ?自分が若いときは繊維会社ばっかりやったが、時代が大きく変わったもんや」と話してました。地方新聞だからその色が極端に出ていたのだと思いますが、あれから約25年、世の中も新聞広告も大きく変わってきました。

当社は創業62年。戦後、祖父が木材業で事業を起こし、その後の住宅ブームの波に乗りました。父が官公庁を中心とした大型建築工事に乗り出し、いわゆるゼネコンで一旗挙げました。そして私が10年前から賃貸の建設・管理と高性能住宅を始め、最近は建築の省エネ化に力を入れています。

そこでふと考えました。これから30年、そのとき会社はいったいどんな方向を向いているのだろうか?例えばスウェーデンハウスは??・・・と考えたときに「答え」が出ました。スウェーデンハウスが北海道で誕生してから27年、多少の改善はありますが、住まいにおけるポリシーや基本姿勢はずっと変わっていないのです。

そうなんです。私たちの事業は「建物」という地球財産を扱っているのです。25年や30年で考えるものではない、少なくとも60年から100年を見据えた考え方が大事であると・・・。時代が大きく変わっても「変わらないもの」「変えてはいけないもの」がある・・・それが正しいことであり、常に理想を目指さなければならない・・・目先の小手先にとらわれることなく、社会正義に基づいた経営をする・・・そんな企業姿勢をずっと持ち続けていくこと・・・それが私の「答え」でした。

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2007年6月21日 (木)

新入社員の作文

今年は新入社員が14名入社してくれました。新入社員研修は以前から外部の会社に依頼していましたが、今年は特別に当社オリジナルに組んでいただいてます。初回の合宿研修とその後1ヵ月毎のフォロー研修が3回です。毎回の課題として作文があります。2ヵ月目研修のテーマは「思い描いていた会社と現実のギャップ」でした。

14名全員の作文を読み、少なからぬ喜びを覚えました。ひとりひとり個人差はありますがおおむね次のような文章が多かったです。
・社会では各自がもくもくと仕事をするものと思っていたが、全員がチームワークでひとつの目標に向かっている。
・職場の雰囲気は固いものだと思っていたが、先輩のみなさんがとても親切で、明るい雰囲気である。
・自分たちとお客様との距離や社内の上下関係の距離が、こんなにも近いと思っていなかった。・・・などです。

社長が作文を読むことを知っているから、気を使っている部分もあると思います。しかし各部署の先輩たちはよく頑張ってくれています。当社はもともと人間関係がいい方だと思いますが、若い彼らにより大きな愛情を持って指導している様子は、毎日の日報を読んでいてわかります。社員の皆さんに感謝し、これからも彼らの期待に応えられるよう頑張っていきます。

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2007年6月19日 (火)

CASBEE評価員資格

今年「CASBEE評価員資格」を受験するために、本日その講習会に参加してきました。CASBEEとは建築物の環境性能を評価するシステムです。海外では既に多くのシステムが開発され運用されています。日本では2001年より政・官・学が共同で独自のツールを研究・開発され、今のCASBEEになりました。

講習を受けて範囲がとても広いことに驚きました。来月の受験を考えて「ウーン!」と唸りました。建物を利用する人の環境から、その建物の周囲の環境まで、すべてが評価の対象です。建物が持つ性能・・・光、音、空間、温度、湿度など、人の5感に感ずるものから、構造強度、耐久性、エネルギーの種類と性能、リサイクル度・・・などです。そして建物がまわりに与える影響・・・光、音、風、臭い、熱、生物環境などなど・・・かなり大変です。

しかしこのシステムの目指す方向は私の理想です。建築業界に素晴らしい制度が生まれたと思います。これから勉強していくことで自分自身により見識がついていくことも確かです。20年ぶりの資格試験ですが頑張って合格を目指します。

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2007年6月18日 (月)

エコマーク登場!

当社の加賀本社ビルと新築した金沢ビルの屋上に当社の「エコマーク」が登場しました。イメージは「優しい笑顔」とでも言いましょうか??・・・我ながら結構気に入ってます。名刺や一部社用車などで使ってきましたが、いよいよ一般の方々に広くPRしていくことになりました。

「エコ」の意味するところはとても広範囲に及びます。当社はその中の一部分として「省エネ・健康・長寿命」建物の普及を目指します。将来的には、材料のリサイクルや自然エネルギーなど、だんだん広げていければ・・・と考えています。

自らその方面を意識しているせいか、最近いろんな企業が「エコ」を取り上げているのを目にします。本当に頼もしく思います。今後益々その輪が広がり、行政や民間が一丸となって取り組んでいく・・・再び素晴らしい自然が戻ってくる・・・真に住み良い環境になってくる・・・そんな時代が来ることを楽しみに頑張っていきます。

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ユーミーオーナー会総会

先週末、恒例の「ユーミーオーナー会総会」が開催されました。先月の「ユーミー10周年」にたくさんのオーナー様においでいただきましたので、1ヶ月ぶりにお会いする方が多かったです。オーナー会は毎年会員さんが増えていきます。宴会ではかなり頑張って席を回りましたが、挨拶しきれずに終わりました。

オーナー会も設立からもう8年目を迎えます。今回の総会で今までお世話をいただいた役員さんと、新しい役員さんとの交替がありました。長年の役員さん方の頑張りで、とても活気ある賑やかな会になってきました。私たちの使命も皆さんに喜んでいただくことであり、またそのことが「会」の結束の原点であります。オーナー会がこれからも益々盛り上がっていきますよう、新しい役員さんと一緒に頑張って参ります。

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無暖房建築

1週間前、長野県にて「鉄筋コンクリート外断熱建築」の視察をしてきました。松本~塩尻~茅野~諏訪を廻りました。老人福祉施設、分譲マンション、県営住宅、クアハウス・・・など様々な施設がありました。

その中で圧巻は茅野市にある「無暖房の老健施設」でした。鉄筋コンクリート外断熱構造2階建てです。標高が高い地域なので冬は相当冷え込みます。建物の周りを厚さ300ミリの断熱材で囲んであり、窓は木製で3重ガラスを使用していました。事務長さんのお話では、真冬でも暖房をしていないため電気料金がとても安く、長い目でみると本当に経済的な建物である・・・ということでした。その日は天候が悪く肌寒かったのですが、室内は何とも言えず「やわらかい空気」に包まれていました。

長野県は冬の気候が厳しいせいか、北陸に比べて「外断熱構造」の普及が進んでいるようです。また新築だけでなく改修工事もありました。諏訪市にある県営住宅は、古い建物10棟すべてに外断熱の改修工事がなされていました。

美しい諏訪湖を通ったときに、地球温暖化のせいで有名な「諏訪湖の御神渡り」(湖一面に氷が張ってさらに冷え込むと轟音と共に氷が裂けてせり上がる。諏訪大社の上社の男神が下社の女神のところへ通う恋の路との伝説がある・・・)が近年は見られないそうです。省エネ建築の普及を急きたてられるお話でした。

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台湾紀行

先月「小松空港・台湾定期便」に向けて、石川県が支援したチャーター機での「台湾ツアー」が行われました。懇意にしている議員さんから同行を頼まれ、15年ぶりに台湾に行ってきました。5月下旬だったのですが向こうはもう真夏の暑さでした。

まず首都台北での1日です。午前中は忠烈祠~中正記念堂を見学し、総統府において台湾政府の大臣の講演を聞きました。その後外務省の方々との昼食会をして、午後は故宮博物院見学、そして夜は李登輝前総統を囲む会(残念ながら都合でご本人とは会えませんでしたが)の方々との懇談会でした。太平洋戦争後の蒋介石の時代から李登輝総統時代、そして現在の陳総統時代までを垣間見ることができ、とても有意義な一日でした。

翌日は台南に向かいました。まず台南県知事、県議会の方々との昼食会がありました。午後は日本人・八田與一氏(石川県出身)が創った「烏山頭ダム」と「灌漑用水」を見学し、氏の大いなる功績を偲びました。それは大正10年から始まり、10年間に及ぶ当時東洋一と言われた大事業でした。60万人の農民を救った「偉大な日本人」として、今もなお多くの台湾人から愛されているそうです。

日清戦争の後太平洋戦争が終わるまで、台湾は日本の植民地でした。当然のことながら、当時の日本政府は台湾の人々に日本語を教え、日本人教育をしてきました。今回の旅行では当時学生として育った方々(とても日本語が上手です)と多くの出会いがありました。皆さんが「日本の精神」を大いに称えてくださり、日本との更なる友好を真剣に語っておられました。ひとりの日本人として、彼らに感謝すると同時に、より真摯にアジア外交を勉強する良ききっかけとなりました。

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2007年6月 3日 (日)

200年住宅

自民党の住宅土地調査会が「200年住宅」を提言する記事が新聞に載っていました。内容は「平均住宅寿命が欧米では70~100年に対し日本では30年と極端に短い。世界一の日本人平均寿命とミスマッチである。さらに資材の大量消耗など環境問題になっている。そこで200年に及ぶ長持ち住宅を促進するために、優遇税制や建設費補助などを盛り込むビジョンを策定する」と書いてありました。

この10年、スウェーデンハウスやRCZの営業マンがいつもお客様に話してきたこと、グローバルな視点ではスタンダード(当たり前)なこと・・・それがようやく来年あたりから始まりそうです。ついに日本も住宅先進国の仲間入りでしょうか。本当に喜ばしいことです。

さらに記事の中に感動する言葉が入っていました。建物の「資産価値」です。築年数が15年を超えた中古住宅は土地価格のみ、建物の価値はゼロ・・・という日本の不動産業界(返済がまだ20年残っているのに・・・)、その中で私たちは「35年ローンが終わったあとも価値が持続する住宅を・・・」と強調してきました。とても活気的で嬉しい話です。

提言によると、まず「基本構造が頑丈」など超長期住宅としての性能、そして点検やリフォームなどを「家歴書」にして蓄積する・・・となっています。この制度の早期実現と将来の普及が、「豊かな日本づくり」に確実につながっていくはずです。

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2007年6月 2日 (土)

北海道サミット

来年7月に北海道洞爺湖で開かれるG8サミットにおいて、温室効果ガス排出削減規定を主要議題とする記事が出ていました。京都議定書の後継として、2013年以降の国際的枠組みづくりの合意を目指すとのことです。環境問題に関して日本がリーダーシップをとることは大変喜ばしいことです。

ただし気になるのが「温室効果ガスを削減するため原子力発電所の安全を確保するガイドラインを策定する」というところです。これには「原子力の軍事転用や核物質の流出を防ぐ」などの狙いもあるようですが、どうもしっくりしません。私は原子力に関して深い知識もないし、よくわからないところも多いですが、一部からは「温室効果ガスの先送り」とも聞きました。

私としては、日本はまず省エネルギー対策にもっと真剣に取り組むべきでないか(特に真夏の日中の電気消費量の削減)・・・そして石油に代わる太陽光や風力などの自然エネルギーの普及・・・etc、世界にはっきりと模範を示していくべきだと考えます。

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省エネビルプロジェクト(その3)

昨日、当社が提案していました「省エネビル」が、いよいよクライアント様から採用を受けました。精密機械の生産工場、クリーン度と温湿度管理に「省エネ・防音」を付加した提案でした。設計計画から携わったメンバー全員の努力の賜物です。大型ビルにおいては当社初の高気密・高断熱の建物です。

これから本格的にプロジェクトチームを編成し、より綿密に実施設計にかかります。7月中旬に着工し10月下旬の完成を目指します。そして完成後1年にわたり、室内外の温度と湿度の24時間データを調査していきます。電気料金を含めて、設計段階での計算と実物での性能を比較するためです。

私は注文をいただいたときにお客様に次のようにお願いしました。「当社はこのたびの建物を自信をもってお造りします。従業員さんの働く環境はもとより、クリーン度、省エネルギーにおいて、第1級の建物になるでしょう。完成のあかつきにはぜひ世間に広く自慢してください。それが当社にとってなによりのPRになります」・・・と。今年の冬がとても楽しみです。

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