省エネ・オフィス
来月から着工する「スウェーデンハウス金沢事業部」の専用オフィスビルの最終設計打ち合わせを終えました。この建物の品質コンセプトは「省エネ・オフィス」です。当社が提案する住宅やマンションはすでに「省エネ」をポリシーにしています。これからそのことをオフィスや店舗へと広げていくために、まず自社ビルにおいて「性能計測」を実施していく予定です。
電力会社の発電容量は「真夏の一番暑い日中時間」の使用量で決められます。工場では機械が動き、事務所や店舗では冷房をどんどんかけています。反対に住宅やマンションはその時間はあまり電気を使いません。リスクの高い原子力発電所・・・二酸化炭素を大量放出する火力発電所・・・それらをこれ以上増やさなくても済むように、オフィスや店舗を「省エネ建築」にすることこそ、私たち建設メーカーの使命だと考えます。
以前にも書きましたが、スウェーデンやドイツでは、国を挙げて建築分野での「省エネ研究」がどんどんなされています。自動車分野では世界的技術を持った日本が、この分野に真剣に取り組んでいる話はあまり聞きません。構造不況や談合問題といった「自分たちが蒔いた種」のニュースばかりです。この業界にいる者として大変残念です。
当社は一地方のまだまだ小さな会社ですが、常に「高い理想」を持ち「大きな目標」に向かって、「地球を良くする企業」として頑張っていきたいと思います。
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