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2006年7月20日 (木)

素直な心

人から「素直な方ですね!」と言われても、それほど喜べないところがあります。もし「素適な方ですね!」と言われたなら、それはとても嬉しいものです。このように「素直」という言葉は、世間であまり高い評価を受けていないように感じます。

松下幸之助さんが書かれた「素直な心になるために」という本があります。その中には「素直とはただ従順なことではない。本物の素直さとはもっと力強いものである。物事を真っ直ぐに観る力であり、善悪を正しく判断できる力である」と書かれています。反対に素直でないことを想定してみましょう。名前を呼ばれても返事をしない、いいことを言っても聞き入れない、人を信用しない、ひねくれた考え方をする・・などなど最悪なことばかりです。やはり人間として、素直な心は重要な要素なんですね。

当社では朝礼の時に全員で一斉に掃除をします。トイレ、床、窓、机、洗車など・・・掃除をしていると不思議と謙虚な気持ちになるものです。そして清く正しいことをしている実感が湧いてきます。「掃除をすること」イコール「人や建物、道具への感謝」なんですね。松下幸之助さんは「掃除とは経営、経営とは掃除なり」と話しておられました。毎朝の掃除で、会社全体に素直な心が育ってゆくのが楽しみです。

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