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2006年7月23日 (日)

住宅の「ブランド」

当社のスウェーデンハウスブログ、7月14日投稿の「まるで同窓会!」をご覧いただきましたでしょうか?スウェーデンハウスの見学会を開催すると、必ずオーナー様が5組~10組おいでになります。これは事業を始めた時からずっと続いています。もう何年も住んでいただいてる方、何回もお越しいただいてる方、いろいろな方がいらっしゃいます。

当社は何十年も建築業を営んできましたが、このような経験はもちろん初めてのことです。ハウスメーカーの数は全国で数千社あると思いますが、果たしてスウェーデンハウスのようなメーカーが他にあるでしょうか?大手ハウスメーカーでもあまり聞いたことがありません。オーナー様は「スウェーデンハウスの仲間が地元に増えた。どのような方がどんなスウェーデンハウスを建てたんだろう?」と大変興味を持って来られます。当社が秋に開催する年に一度の「オーナー様への感謝イベント」があります。初めて会われる方もスウェーデンハウスという共通の家を通して、すぐに打ち解け合い、そしてかなり盛り上がります。

住宅メーカーに「ブランド」というものがあったとしたら、スウェーデンハウスはまさしく「ブランド」だと思います。「住むほどにいいと感じていただける家」「持つことに誇りと喜びをもっていただける家」・・・それがスウェーデンハウスです。私たちもスウェーデンハウスを創ることに、誇りと喜びと生きがいを持っています。

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2006年7月20日 (木)

素直な心

人から「素直な方ですね!」と言われても、それほど喜べないところがあります。もし「素適な方ですね!」と言われたなら、それはとても嬉しいものです。このように「素直」という言葉は、世間であまり高い評価を受けていないように感じます。

松下幸之助さんが書かれた「素直な心になるために」という本があります。その中には「素直とはただ従順なことではない。本物の素直さとはもっと力強いものである。物事を真っ直ぐに観る力であり、善悪を正しく判断できる力である」と書かれています。反対に素直でないことを想定してみましょう。名前を呼ばれても返事をしない、いいことを言っても聞き入れない、人を信用しない、ひねくれた考え方をする・・などなど最悪なことばかりです。やはり人間として、素直な心は重要な要素なんですね。

当社では朝礼の時に全員で一斉に掃除をします。トイレ、床、窓、机、洗車など・・・掃除をしていると不思議と謙虚な気持ちになるものです。そして清く正しいことをしている実感が湧いてきます。「掃除をすること」イコール「人や建物、道具への感謝」なんですね。松下幸之助さんは「掃除とは経営、経営とは掃除なり」と話しておられました。毎朝の掃除で、会社全体に素直な心が育ってゆくのが楽しみです。

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2006年7月12日 (水)

国家の品格を読んで・・

話題のベストセラーの「国家の品格」をついに読みました。最初は数学者の書いた固い本というイメージで躊躇していました。先日ある人から、この本と著者・藤原正彦氏の母・藤原ていさんのお話を聞き、大変感銘を受けました。そこで興味深くこの本を読み始めました。

本の内容はとても面白くわかりやすく書かれています。欧米の勝手な理論、現在の日本の教育などを、的確に批評していてとても痛快です。この本の中で最も印象的だった言葉がありました。それは「卑怯を教えよ」ということです。一時マスコミを賑わしたベンチャー企業のトップ達がいました。アメリカ的発想で法律にかからなければ何をしてもいい・・という論理は、歴史ある日本においては「卑怯」に属すると・・・

藤井正彦氏は「教育においては国語と武士道を教えよ」と書いています。日本人とその精神・文化の素晴らしさを強調されておられます。「真の国際人としての品格を身に付けよ」と主張されてます。この本の最後に、大正から昭和にかけて日本に駐在したフランス大使の言葉が載っていました。「日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でどうしても生き残ってほしい民族をあげるとしたら、それは日本人である」と・・・

国は違っても人間としての本質は変わらないはずです。日本人が「素晴らしい」とか「美しい」と感ずることは、全世界の人々も同じように感ずると思います。自国が借金で困っていても他国のために世界一資金を出してる日本・・なのにイギリスやフランスほど尊敬されない・・・非常に残念なことです。

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2006年7月 9日 (日)

中堅社員研修を通して・・・

去る7月4日~6日の3日間、加賀市のセミナーハウス・アイリスで中堅社員の研修がスタートしました。これは「6ヶ月間・管理者能力養成コース」の第一ステップの合宿研修です。富山から敦賀までの中堅社員13名が集まりました。

この研修の目的は「習慣を変える」「考える力を伸ばす」「意識を高める」の3つです。3日間の合宿研修では、挨拶、返事、姿勢、発声、発音、体操、漢字、計算、文章の読み方、書き方などを徹底的に学びます。そして最後に、各自が6ヶ月間の行動目標を作成し、全員の前で発表して自分自身と約束をします。このようにして第一ステップが終わりました。

これから第二ステップとして、6ヶ月間にわたって、通信教育のレポートと第三ステップに向けての試験勉強が始まります。私や彼らの上司たちは5年前にこの研修を終了していますが、今回の研修のおかげで新たに数々の学びがありました。私は研修生のレポートすべてに目を通す予定です。自分自身もどれだけ勉強できるか・・とても楽しみです。

仕事は「礼儀に始まり礼儀に終わる」と言われます。当社の社員ひとりひとりが一流の品格を身に付ける・・・それがクロダハウスが世間から絶対の信頼を受ける、唯一の方法であると考えます。私たちは「北陸の超一流企業」を目指して、これからも頑張り続けます!

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