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2006年6月13日 (火)

ワールドカップ

日本のワールドカップ初戦「日本対オーストラリア」は、1:3の逆転負けで残念な結果に終わりました。日本人の期待と予想が大きくハズレたようです。私はこの模様をテレビで見終わってから「日本サッカー・ベルリンオリンピックの奇跡」というドキュメントを思い出しました。NHKの「その時歴史が動いた」という番組で2004年5月に放送されたものです。その内容を少し紹介させていただきます。

・・・第二次世界大戦で中止になった「幻の東京オリンピック」開催のため、その前のベルリンオリンピック(昭和11年)に当時ヨーロッパで最も人気のあるサッカー種目に日本チームが初めて出場した。欧米に比べ大きく遅れをとっていたが、日本選手たちは短期間ではあったが、懸命な努力と不屈の精神で頑張り抜いた。そして初戦の優勝候補スウェーデンに逆転勝利し「初出場・初勝利」を勝ち取った。・・入場では万雷の拍手のスウェーデンとは対照的にまったく注目されなかった。前半戦はスウェーデンにリードされての折り返し、その後半戦に見事「奇跡の大逆転」を果たし勝利した・・・

その時の彼らの言葉です。・・・チームの一人が自信をもてば仲間にもどんどん伝わっていく。今からでも遅くはない。もう気後れは捨てよう。死に物狂いで戦うだけだ。もう今にも体がバラバラになりそうだ。ぶっ倒れる・・etc。当時のドイツの新聞では「美しく堂々とした日本の戦いぶりが観客の感動を呼んだ」と書かれました。さらに存在感すらなかった日本・・後半戦の日本選手の死に物狂いで戦う姿がスタンドの歓喜を起こし、最後には観客の大半が日本を応援していた・・・ということです。

日本はまだ初戦が終わったばかりです。次の「クロアチア戦」「ブラジル戦」があります。ぜひ大いなる希望と勇気を持って、素晴らしい戦いをしてほしいものです。

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