2009年7月 1日 (水)

五日市剛氏・講演会

先日金沢で、五日市(いつかいち)剛(つよし)氏の講演会が開かれました。講演のタイトルが、なんと『ツキを呼ぶ魔法の言葉』です。まさに興味をそそる言葉ですよね、迷わず参加してきました。

五日市氏は大学時代、1ヶ月間イスラエルに一人旅されました。クリスマスの夕方ハイファという港町に着いて、ホテルを探したけれど全部閉まっていました。困り果てていたところへ、ひとりのおばあさんが現われました。「どうしたの?顔色が悪いけど・・・」「日本から来たんですが、泊るところがないんです」「よかったら私の家へどうぞ」・・・そんなこんなで、氏は彼女の家に泊まることになったのです。

夕食の後、おばあさんと二人きりで話をしていたとき、彼女がこんな話をしました。「五日市さん、ツキを呼ぶ魔法の言葉があるのよ」「本当ですか?どんな言葉ですか?」「すご~く簡単な、単純な言葉よ」「何、なに?教えてくださいよ」「いいわよ。誰でもよく使う言葉なんだけど、二つあってね・・・」

その二つというのが「ありがとう」と「感謝します」、確かに月並みな言葉です。でもその使い方が、ちょっと普通と違うのです。

「ありがとう」は何かイヤなことがあったとき・・・例えば朝寝坊をして遅刻しそうになる、そんなとき「寝坊してしまって~ありがとう!」といったようにです。イヤなことが起こるとイヤなことを考える、そうするとまたイヤなことが起こる、そこで「ありがとう」と言うと、不幸の鎖が切れて、逆に良いことが起こる・・・らしいのです。

「感謝します」は何か良いことがあったとき・・・例えばイベントなどで「明日はなんとか晴れてほしい」、そして実際に晴れたら「今日は晴れてくれて~感謝します!」・・・です。さらに、たとえ未来のことであっても、「○○になれて~感謝します!」と言うと、本当にそうなるというのです。これは不思議ですよね。

講演では、五日市さんの教えを守って、現実に運を呼び寄せている実例を、いくつか紹介されました。「まるで奇跡!」というようなお話もありました。講演が終わって買い求めた「小冊子」には、「松下幸之助氏も斎藤一人氏も、同じように通じる内容である」と書かれていました。

プラスの言葉(言霊)はプラスを呼び寄せ、マイナスの言葉(言霊)はマイナスを呼び寄せる・・・これはおそらく宇宙の真理でしょう。世間はまだまだ厳しいですが、社内をプラスの言葉でいっぱいにして、大きな運を呼び寄せたいと思います。

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2009年6月26日 (金)

鈴木修氏(1)カリスマ社長登場

昨年末、ある機械業界の方から、「スズキの会長がもう一度社長に戻って陣頭指揮を執っている。あのトヨタに『スズキを見習え』と言わせるほどの凄い人だ」と聞いたことがありました。スズキと言えば、軽自動車のトップメーカー、「小さなクルマ~大きな未来」という素敵なキャッチ、インドでは一番の日本ブランド・・・というイメージです。そんな凄い経営者がいたことを初めて知りました。

2週間前に、鈴木修氏ご本人が本を書かれたことを知り、すぐに買いました。タイトルは『俺は、中小企業のおやじ』(日本経済新聞出版社)です。やはり最初で最後の一作だそうです。

修氏はスズキ(自動車)の4代目社長です。1958年に婿養子としてスズキに入社、その後部長、常務、専務を経て、1978年に社長に就任されました。当時3232億円だった売上が、現在ではなんと10倍の3兆円に成長しました。しかし今もなお「スズキは中小企業」と言うところがまさに凄いです。

「大企業という物差しが昔と今では違う。昔は歴史や資本金、売上や社員数で大小を計ったが、現在は業界シェアがナンバー1かどうか、つまり自社がプライスリーダーであるかどうかだ」と鈴木氏は書いておられます。だから「どんな小さな市場でもいいからナンバー1になって、社員に誇りを持たせたい」という強い思いがいつもありました。

まさにランチェスター・弱者の発想ですね。軽自動車の業界では名実ともにナンバー1だと思いますが、それでも中小企業と言っておられる・・・おそらく1975年、排ガス規制の「新型エンジンの開発失敗」の教訓からきているのだろうと思います。

本の最後に次のように書かれていました。「100年に一度といわれる急激な経営環境の変化に直面している今、私が先頭に立ってやるしかない。この30年右肩上がりで伸びてきたため、社内は安泰ムードが染みわたっている。こういう事態を招いた自分自身が立て直していくしかない」と。

「原因は我にあり」・・・なんともカッコイイですね。それでは鈴木氏の生きざまに迫ってみることにします。

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鈴木修氏(2)コストダウン

現在では、人気ナンバー1の『ワゴンR』というクルマが有名ですが、実は30年前にススキの歴史を塗り替えたクルマがありました。1979年発売の『アルト』です。この30年に5回のフルモデルチェンジを経て、販売累計台数が477万台余り・・・とのことです。当時、軽自動車が60万円以上で売られている中、「全国統一47万円」で登場したのです。

鈴木社長はスズキの社運を賭けてこの開発に取り組みました。コスト削減では、否応なしにエンジニアたちとぶつかりました。「灰皿を取れ、スペアタイヤを取れ」と言っても「そんなことをしたぐらいではなりません」と。「それならエンジンも取ったらどうだ」と言ったら「なんとかやってみます」と、初めて鈴木社長の熱意が通じたそうです。

スズキには1999年から「小少軽短美」というスローガンがあります。「小さく」「少なく」「軽く」「短く」「美しく」・・・これはコストダウンの要諦を表したものだそうです。クルマは1台あたり2~3万点の部品からできています。それで1グラムや1円にこだわり、少しでも小さく、少しでも軽く・・・なのです。さらに軽量化は燃費向上にもつながっています。

また「死に金は1銭たりとも使わない」というのが鈴木氏のポリシーです。「例えば、工場をなんでもかんでもコンベヤー化、あるいは自動化しようとする傾向がある。しかしその多くは大いなるムダである。重力はタダなので、わざわざコンベヤーを設置しなくても、ちょっとラインを傾けて、自然と重力で動くようにすればいい。そうすれば電気代もかからない」と。このような形で「工場の監査」を20年間、毎年続けているそうです。

1981年、スズキはアメリカのゼネラルモーターズ(GM)と提携しました。あるプロジェクト会議において、意見や質問ばかりで、なかなか合意に至りません。業を煮やした鈴木氏は、会議の席上「ミーティングやリサーチばかりでは困る。スズキならファイブミニッツで決まる。ボトムアップ・イズ・コストアップ、トップダウン・イズ・コストダウン」・・・英語と日本語の混じった発言で大爆笑となったそうです。ここにもコストに賭ける情熱がうかがえます。

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鈴木修氏(3)カリスマ社長再び

インドで圧倒的なシェアをもつスズキですが、次のようないきさつがありました。1982年のある日、パキスタン出張中の社員から「インド政府が国民車構想のパートナーを募集」という報告を受けました。しかしすでに締め切りは過ぎていました。それを社長命令で、「セールスは断られたときからが勝負」とインド政府と掛け合い、ついに3回目にして補欠で認められたのです。

そののち、インド政府が日本へ調査団を送りました。鈴木社長は自ら宿泊先に出向いて、3時間以上話しこみました。そしてついにスズキが調印へとこぎつけました。インド政府の面々が「われわれと直接向かい合って、真剣に話を聞いてくれた社長は、ミスター・スズキだけでした。だから私たちは、もう一度浜松まで来ました」と言ってくれたのです。

鈴木社長は厳しいけれど、ユーモア感覚にも富んでいます。ひとつは『アルト』のネーミングです。もともとはイタリア語の「秀でた」という意味から取っていました。鈴木氏はどうもしっくりきていませんでした。そしてあるときパッとひらめいたのです。「あるときはレジャーに、あるときは通勤に、またあるときは買い物に使える、あると便利なクルマ。それがアルトです」と。さらに『ワゴンR』のときも「スズキにもセダンがある。セダンもあるけどワゴンもある。だからワゴンあーる(R)でいい」と。

鈴木氏はこの30年、がむしゃらに前だけを見て頑張ってこられました。成功は「ツキと出会いと運」だと謙虚に受け留めておられます。この本を読んで、私が受けた鈴木修社長の印象です。しっかりとした戦略の基で経営をされている、財務と計数にめっぽう強い、行動力と決断力とユーモアに富む、そしてなによりも情熱的である、信念を貫く強さがある・・・こんなところでしょうか。

世界不況に陥った昨年、さまざまな事情によって再び社長に就任されました。そのときの決意を最後に書いて、終わりにしたいと思います。

~「危機は常に社内にあり。このようなときこそ、おのれを見つめ直すチャンスです。苦境に立たされれば立たされるほど、ファイトがわいてくる。悔いや失敗の連続だったこれまでの私の経験と、そのときどきに抱いてきた素直な思いをつづることで、この最大の危機を乗り越える力としたい」~

またおひとり素晴らしい指導者を知ることができました。

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2009年6月25日 (木)

斎藤一人さんのお話

ある方から、たまたま『斎藤一人さん』の講演CDをお借りしました。斎藤さんがどんな人かも知らず「とりあえず・・・」聴いてみました。すると10分も経たないうちに、すでに惹き込まれていました。ここ2週間ほとんど毎日聴いています。

斎藤さんを少し紹介させていただきます。~1948年生まれ。「スリムドカン」などのヒット商品でおなじみ「銀座まるかん」の創設者。1993年から全国高額納税者番付(総合)の10位内にただひとりだけ10年連続で入っている。また1997年と2003年は堂々1位となる~ 以上です。

講演では、ついてる話、正しいことより楽しいこと、その道のプロとは、笑顔について、そうだよね~わかるよ、お金の話、観光について、イライラ現象、渡り鳥経営について・・・などなど話されてます。

普段気づかない当たり前のことを、無理をせず普通に話す・・・それが妙に納得させられるのです。だからすごく共感できて、嬉しくなってきて・・・とても前向きになれるんですね。研修でよくある「~しなければ、~であらなければ」ではないんです。

講演の1節です。「商人は社会の心臓である。心臓が元気でないと血液が十分に流れない。日本がなぜ不景気かというと、商人がしっかりとお金儲けをしないからである。お金を儲けて社員に給料を払う、国に税金を払う、それが社会をしっかりと支える。戦争が始まればどうしたら儲かるか?今の不景気はどうしたら儲かるのか?・・・プロはず~っと考えていなければならないんですよ!」と。

プロとしての自分を再認識し、世の中の本質を見極めて、大きく前進していきたいと思います。

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2009年6月24日 (水)

社員像の変化

2ヶ月あまりのご無沙汰をお許しください。先日来、数人の方々から更新がないことに注意を受けました。大いなる反省をもって再度頑張ります。どうかよろしくお願いいたします。

今年に入ってから、特に時代が変化しているように感じます。文明の発達や思想の変化に、金融危機が追い打ちをかけているのでしょうか?家電製品は大手量販店で買うことが常識だったのが、今やネットショップの方が安いと・・・本当に目まぐるしい世の中です。

今月の中旬、関西のあるネットショップに企業訪問をして参りました。ブランドウォッチのネット販売日本一の会社です。正社員6名、アルバイト12名、売上20億円・・・「なんと!」驚きです。社長さんの考え方が「正社員は仕組みを創り部下を教育する人。仕組みを使って業務をするのは全員アルバイトです」ということでした。

職場を拝見してみますと、社員さんは当社でいうところの幹部社員、アルバイトさんが当社では正社員です。ただし、業務全体がしっかりと「標準化・効率化・数値化・見える化」されています。社員さんは業務と会議に追われていますが、「自分が何を求められているか?」を明確に理解されています。アルバイトさんには、ホームページ制作、販売、仕入れ、クレーム対応、総務経理まで幅広い業務がありますが、「今何をしなければならないか?」、全員がちゃんと理解されていました。

2008年5月23日掲載の「インディな女性」にも、企業が求める社員像の変化について書きました。しかし今回ほど大きなギャップを感じたことはありません。この会社が早いのか?・当社が遅いのか?・・・それは別としても、「時代はその方向へ動いている。社会はクリエイティブ性とリーダシップ性を求めている」・・・これは間違いないことでしょう。

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2009年4月14日 (火)

究極の企画書づくり

昨日、所属している会で「A4・1枚!~究極の企画書づくり!」という勉強会が開催されました。タイトルに惹かれて、当社社員17名も一緒に参加しました。

講師は富田眞司氏です。名古屋大学ご卒業後、8つの会社を遍歴され、広告・販促・企画をひと筋に、40年間実戦で活躍されました。そして61歳でCSN企画を設立され、豊富な経験を生かし、講演、執筆、コンサル活動などを行っておられます。

今回は「企画書には基本ルールが存在する」ということを初めて知りました。これまでに数多くの企画書と出会っていますが、まさに「目からウロコ」でした。それは企画書の3要素と、作成における7つのステップです。

3要素は、①課題発見→②基本戦略→③解決策展開、この流れのことです。7つのステップは、①現状分析→②問題点と課題→③目的の明確化→④対象を設定→⑤解決手段→⑥実施方法→⑦コストと効果、以上の順番です。

また企画書は次のようなことが求められます。シンプル、美しさ、起承転結、明確性、一貫性、論理性、ドラマチック、説得力、などなど・・・それらのことをA4・1枚で表現する訳ですから、そこに描かれたものは相当深く練り上げられています。

富田講師は最後に、「大事なことは常に問題意識を持つこと。好奇心が旺盛であること」と言われました。現在68歳、自らも実戦で企画書を作成し、若い人たちを養成し、講演で全国を回り、多くの指導書の発刊を続けておられる・・・企画書についての勉強に加え、「経営者の生き方」も同時に学ばさせていただきました。

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2009年4月 5日 (日)

意見を言える社風に!

一昨日は恒例の「全社員集会」を開催しました。内容はいつも通り、中間決算の発表、新入社員さんのスピーチ、優秀営業社員の表彰、資格表彰・・・etcでした。今年の優秀営業社員は、残念ながらひとりしかいませんでした。しかし表彰台での彼の挨拶が、とても素晴らしく感動しました。

「クロダハウスの上層部は頑張ってます。さらにそれ以上、若いメンバーが本当に素直に、ひたむきに頑張っています。私たち中堅はもっともっと、頑張らなければならないと思います。営業の不甲斐なさのために、やる気のある若い人たちが休業を余儀なくされている・・・なんとも情けない話ではないでしょうか?」と。

その先日にも、あるミーティングで次の意見が出ました。「ブログは決まった人しか書いていません。更新もバラバラです。果たしてそれでいいのでしょうか?」と。私自身この半年、ブログ更新ができていません。社員の休業についても、最高責任者である私の責任が大きいのは事実です。ただしこの二つの意見は、「よく言ってくれた!」という感想です。両方とも素晴らしいです。

企業も人間の組織なので、「相手の気分を損ねないように~」という遠慮が目立ちます。しかしそれでは、本物の「よい社風」や「協調性のある会社」にはなりません。聖徳太子の『和をもって尊しとなす』・・・その意味は「十分に議論した上で、お互いが理解し合った前向きな方針、それが最も尊い」というものです。また「電通鬼十則」にも、「摩擦を怖れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと、君は卑屈未練になる」と書かれています。

会社が厳しい状況に置かれた今だからこそ、社風を一気に変えるチャンスです。「高い理想があるからこそ意見が言い合える、そんな力強い社風」・・・私が最も目指してきたことです。会社のさらなる成長が楽しみです。

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2009年4月 1日 (水)

今日から4月です。

今日は4月1日、今年はなぜか例年以上にこの日を意識しました。それだけ世の中の動向に敏感になっているのでしょう。

最近のニュースは、もっぱら「景気回復」と「雇用対策」が多いでが、私の一番の関心事もそれらにつきます。年が明けて3ヵ月が過ぎましたが、当社においても「必要なこととそうでないもの」にくっきりと分かれてきたように感じます。多分、まわりが一気に進化を始めたために、これまでは大目に見過ごされていたことも目立ってきた・・・そんなところでしょうか?

会社だけでなく自分自身においても同じです。起きる時間を早くして、より規律正しい生活に変えました。初心に帰り、洞察力を深くもつことによって、さらに「必要なことと不要なこと」が観えてきています。

会社は2名の新人営業社員が加わり、よりパワーアップしました。組織も大きく動いています。心新たにスタートです。

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2009年3月19日 (木)

ランチェスター・弱者の戦略

ある日、会社に「第4回北陸ランチェスター実践交流会」というダイレクトメールが届きました。「北陸No.1のメロンパン販売~○○社長の講演会・・・」という内容でした。チラシは私の重く疲れた心をつかみました。タイトルにも強く惹かれました。そして案の定・・・講演会では大きな感動もいただきました。

ランチェスターの経営理論では、「弱者は商品・地域・客層で1位を目指す」・・・といわれます。この社長もその論理を忠実に実践されておられました。「私は過去に大きな失敗をしました。そのときは知らず知らずに、自分が強者になっていたんですね。だから私にとってこの弱者の戦略は、実は敗者復活の戦略なんですよ」と話しておられました。

交流会では、ランチェスターを勉強しているたくさんの人にお会いました。「1年前から勉強と実践を繰り返してきて、今では事業に不安がなくなりました」という方もいました。私は決意しました。「今一度、ランチェスターをしっかりと勉強し、当社に確かな戦略を組み入れる。そして事業を必ず成功させる」・・・自信と勇気を与えてくれた講演会でした。

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2009年3月18日 (水)

進化のチャンス!

世の中の経済がどんどん衰退する中、当社も例にもれず厳しい状況が続いています。先日当社の社員全員を集めて、今後の方針について話をしました。そして最後に次の文章を読み上げました。「カメはなぜ生き残ったのか」・・・某コンサルタント会社のメルマガからの抜粋です。

~むかし昔、ある湖にカメが住んでいました。それまでカメは水中で暮らしていたのですが、気候変動で徐々に水位が下がってきました。ある日、カメの長老がみんなを集めて言いました。「このままでは、いつかは湖の水はなくなってしまうだろう。その日に備えて、これから毎日数分間は陸上で生活するようにしよう。それが苦しく耐えられない者は数秒でもいい・・・」

話を聞いていた若いカメが長老に言いました。「今の水位の下がり方から判断すると、私たちが生きている間は水は残っています。なぜそんなにつらいことをするのですか?」 長老は答えました。「確かに私たちの生きているうちは大丈夫だろう。しかし私たちの子や孫の時代にはきっと水はなくなるだろう。だから今のうちから陸に慣れておき、次世代、次々世代のために体を進化させるのだ」

さらに若いカメが「食べるものはどうするのですか?」と聞くと、「食べものも徐々に陸上のものを食べよう。まずいかもしれないし、きっと大変だろう。しかし進化というものはつらいものだ。楽をして進化はできない。次世代のカメのためにがんばろう」と長老は答えました。

多くのカメは、長老の意見に同意し、苦しみながらも陸上の生活を徐々に始めました。しかし古代魚たちは従いませんでした。「陸でなんか住めないよ。先のことはなんとかなるさ。困った時に考えるよ」・・・それから数十年、カメは進化し、陸上でも生活ができるようになりました。しかし残念ながら、古代魚たちは死に絶えたのでした~

企業の使命は「永続的発展」です。どれだけ環境が変化しても、それらに順応しながら、生き残っていかなければなりません。私自身はもちろんのこと、社員全員が自らを「進化」させていくことが重要です。

世界が大きく変わろうとしている現代・・・当社はこの厳しい状況を、逆に「進化」のチャンスとしてとらえ、筋肉質の強い会社に、そして益々パワーアップした元気な会社に、つくり変えていこうと思っています。

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2009年2月 3日 (火)

鉄筋コンクリート・内外断熱住宅が登場

当社は鉄筋コンクリート住宅(最強の家・VOX)を手がけておりますが、この度新しいシリーズが金沢地区に登場しました。「鉄筋コンクリート・内外断熱工法の家」です。外まわりの壁(構造体)の外側と内側の両面を、断熱材で覆う(おおう)工法です。次世代省エネルギー基準の数値を、はるかに上回る「断熱性能」と「気密性能」を持っています。

10日ほど前になりますが、2日間かけて見学会を開催しました。運良く・・・2日間とも吹雪きのとても寒い日でした。建物は2世帯住宅ですが、蓄熱式暖房機だけを1台づつ取り付けてあります。でもそれだけで十分でした。どの部屋も20℃以上の均質で柔らかな空間・・・窓から見える「雪景色」が不自然なくらい、家の中は静かで暖かい空気に包まれていました。

建築構造の中で最も強い、鉄筋コンクリート壁式構造・・・それに加えて、内側と外側の両方を断熱材ですっぽりくるんで・・・まさに「安全性と快適性」を「極限まで追求した家」と言えると思います。これからの数百年・・・どんな災害にも耐えて、寒い冬も暑い夏も快適に・・・お客様の幸せの歴史が始まります。

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2009年1月21日 (水)

7つの習慣

10年前に買ったスティーブン・R・コヴィー氏著の「7つの習慣」、年末に思うところがあってまた読み返しました。実は今回で3度目になります。とても奥が深くて1度や2度では理解できない・・・大変素晴らしい内容であると改めて認識した次第です。

この本では「パラダイム」という言葉が随所に出てきます。その人の概念的な枠組みと表現しましょうか?・・・まず原則として「人はそれぞれ違ったパラダイムを持っている」という考え方です。そのような人間の集団社会において、「真の成功」をつかむために、どのような「習慣」が必要か?・・・ということについて書かれています。

簡単に要約すると、「依存状態」から「自立」をして、最後は理想的な「相互依存状態」に至る・・・というものです。そのために~

第1の習慣:自分自身を客観視できる主体性を身につける。
第2の習慣:己の信念や価値観の元、確固たる基盤をつくり、自分自身を不動のポジションにおく。
第3の習慣:自己管理に基づく自由な意思の力で成長を続ける。
第4の習慣:人間関係において常にWin・Win(共に勝つ)を考える。
第5の習慣:まず相手の立場に立って相手のパラダイムを理解すること。その後で自分も理解される。
第6の習慣:お互いの相違点に価値をおき、尊重し合い、強みを伸ばし、弱さを補完する。相乗効果の本質である。
第7の習慣:肉体・精神・知性・情緒・それぞれの側面から、自分自身の再新再生を限りなく続ける。

~以上の順番で書いてあります。まとめると固い表現になりますが、本では実例と説明文が書かれていますので、いくぶん分かりやすいです。

個人から社会生活まで心理学を含めた広い内容なので、書いてある本質を理解する深さは様々だと思います。事実、私自身10年前と4年前、そして今回とでは、理解した内容に大きな差がありました。481ページにわたってたくさんのラインも入りました。ぜひ生涯の参考書として、これからも読み続けたいと思います。

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2009年1月19日 (月)

社内勉強会をスタート

年が明けて早々に、1月とは思えない温暖な日が7日間も続き・・・と思っていたところ、一転して真冬がやって来ました。雪模様は同じく7日間続きました。日々の生活や当社の工事現場などは大変でしたが、今回の寒波で一気に身が引き締まったように思います。

景気の方は、相変わらずいいニュースが聞こえてきません。また明るい可能性をもった素材も見当たらないように感じます。私自身はここ最近、今必要とされていること、そして将来必要とされるであろうことに、集中して取り組んでいるところです。そして不要なことは中止したり、先送りしたりしています。

当社では、今月から全社員が参加して「社内勉強会」をスタートします。コスモ教育出版の「理念と経営」という本を元に、商品やサービス、組織や経営について、若い人も先輩も一緒になって勉強していきます。回数を重ねていくことで、各々の仕事のレベルが上がること、お互いを更に理解し合えるようになること・・・など期待しています。

こんな時だからこそまとまれる「全社員勉強会」・・・お客様から、世の中から、本当に必要とされる会社、お役に立てる会社を目指して・・・全員が一丸となって頑張ります。

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2009年1月 8日 (木)

穏やかな気候の中で

ここ数日1月には珍しく、いい天気が続いています。1月3日から通算6日目になります。また今日などは3月の気温だったそうです。これも異常気象??なのでしょうか。

ちょうど20年前、昭和64年1月から平成元年1月に変わりました。実はその年の1月は積雪がなかったのです。当時私は現場監督としてある工事を担当していましたが、天候の影響を受けやすい外回りの工事が、一気に進んでくれたことを今でもよく覚えています。

気候は穏やかでも、世の中の状況は日に日に厳しさが増してきています。ニュースを観ても人々とお会いしても・・・。そんな中、ある方から「ハッ!」とするお話を聞かされました。「現在ほとんどの人が目先ばかり見ている。嵐はいつかは過ぎ去るものだ。だから2年後や3年後の素晴らしい状態を、今こそ考えなければいけない。そのために何をするんだ?」と。

私自身も過去によく使ってきた言葉・・・先見性、プラス思考、情熱、夢・・・果たしてそれらが本物だったのかどうか??・・・今一度原点に立ち返っての再スタートです。

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